あいの沢キャンプ場‎ 3日目

キャンプ‎ 3日目


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 肌寒い薄曇りの朝。最悪だった体調はアルコール抜き、長時間睡眠のせいか大分、持ち直す。
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 朝食を食べていると池の水面のさざ波が完全に止まった。その途端池が鏡になって景色を映し出した。
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 思わず箸を止めて見とれる。晴れていればもっと綺麗だったろう。
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 体調が持ち直しているうちに少しでも早く帰ろうと、朝食後すぐに撤収をはじめる。夜露でテントはびっしょり。風も太陽もなく乾かない。
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 今回出たゴミはこれだけだった。いつも持ち帰るのでゴミは少ないほど嬉しい。
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 このキャンプ場は数多くの木のテーブルとベンチが設営されている。7割がリピーター(管理人さん談)の方達はそれを前提にテーブルセットを持ってこないで木のテーブルとベンチの上にタープをはってくつろいでいるグループが多かった。
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 全ての道具を車に積んでエスプレッソで最後の一服。体調が戻ってきた。「水神」の水のせいか昨日より美味しく感じる。気のせいか?
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 目をつけていたサイトのグループが帰ったので偵察に行く。この山道、四躯なら登れる。で登った先は木に囲まれた広いスペース。木のテーブルセットも1組あって貸し切りの最高の空間。夏に妹家族と合同キャンプにいいかも。それにこの区画オートサイト扱いではないのだそうだ。2家族6人でも2000円ちょっと。すごい。(でも人気なので早めに言って、と管理人さん)
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 久しぶりにフリーではなくオートでちょっとお金はかかったけど水辺のキャンプは初めてでなかなか良かった。(このキャンプ場全体でも水辺でキャンプできるのはこの16番のみ)
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 帰りに自然を満喫できるドライブコースや石のことを教えてもらったお礼に管理棟へ。すると、「苗木いらんか?庭に苗木植えろ」と管理人のTさん。5種類の苗木をいただいた。いろいろとありがとうございました。Tさんに紹介してもらった石屋さんの石でいつか大きな作品を彫りたい。
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 1BOX車なのでいただいたかえでも何とか積めた。
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 キャンプ場を後にする。県道12号線からの入り口にある看板はほらこの通り全て白御影石。とにかく村のあちこちで石を目にする。
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 産直の店で大好物の「こしあぶら」がこんなにたくさん120円で売っていたので思わず即買い。天ぷらで食べると最高。
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 なんだか元気がでてきたので国道4号線で帰らず、はやま湖という小さな湖の脇を走る県道で帰ることにする。
 僕の美しいと思う景色がずっと続いていてただ走っているだけですごく楽しい。
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 満開の桜もまだたくさんあった。
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 晴れていた方が写真としては良かったかも。でも低くたれ込めた雲と湖にはさまれた景色も実際はなかなか良かった。
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 いちいち車を停めて写真を撮ってしまう。このへんに住みたいくらい気に入ってしまった。なんて豊かな自然。美しい春の緑。
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 あれま、お猿の家族にも出会った。最初ガードレールの上に乗ってたんだけど写真を撮りにUターンしたら怖がって山に上がっていった。脅かしてごめん。
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 猿の家族の写真を撮るために止まった脇にはこんな看板が。走りすぎていたら見逃した。猿に教えてもらったホタルの群生地、見に来ようか。
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 帰路、古戦場で温泉もある青葉という山あいの道を走っていると手作りの豆腐屋さんを見つけ青ばた豆で作った青ばた豆腐を2丁買う(夕食に湯豆腐でいただきました)。この地域に同じIターン(都会からの移住組)の知り合い家族が住んでいることを思い出して豆腐屋のおやじさんに「この辺りによそから越してきた人いませんか?」
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 それで通じてしまうのが田舎の良いところ(でもあり、人によっては嫌だろうところ)。だんだん細くなる道の奥にその家族の家はあった。愛犬カーリーが迎えてくれる。古い家なのにきれいにオシャレに暮らしていていた。天井の大きな梁からはブランコ。机の上には一番大きなiMacが光っていた。いいなぁ。薪ストーブには火が入っていた。やっぱり今日はちょっと寒い。
 突然お邪魔してしまったのだけど楽しい時間をありがとうございました。
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 家の近くでは田植え真っ盛り。ゴールデンウィークに人出を集め田植えをするのだ。写真では見にくいけど画面中央のあぜ道には普段無人の田んぼに田植機、軽トラが何台もとまり人が出ていた。