あいの沢キャンプ場‎ 2日目

キャンプ‎ 2日目


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 肌寒い中、朝食。ビアソーセージとクリームチーズがうまい。
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 キャンプの食後に欠かせないのがエスプレッソメーカーでいれたエスプレッソ。来る前に豆をコーヒーミルで極細にひいてきた。
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 しかし僕は風邪気味にもかかわらず昨晩のオイルフォンデュがおいしく寒い中冷たいビールを飲み過ぎて風邪をひいたようでただ寝てるだけ。水辺で木陰もあるサイトで野原のようなフリーサイトより涼しい、というか朝晩寒い。
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 昼食は昨日の残りの野菜を炒めトマトソースを和え、小さなドーナツ状のパスタを混ぜる。
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 曇りがちだった空も良く晴れた。
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 カミさんはパスタにあわせ赤ワインを少し。勧められたけど僕は体調が悪く(珍しく!)断る。
 巡回に来た管理人さんに敷地内に白御影石がふんだん(すぎるくらい)に使われているので、石の彫刻を彫っているので気になって聞くといろいろ教えてくれる。白御影石の採石場や良い湧き水があるから天気もいいしドライブするといい、地図を書いてやるし石に詳しい人もいるから管理棟においでと言われる。実はこの時僕は絶不調で一度断ったのだが余り熱心に勧められウォータータンクを空にし管理棟に出かける。
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 以前、石屋さんだった人もいて最近の石事情でしばし盛り上がる。そしてしばしのドライブに。「水神」の水を飲む。おいしい。
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 愛犬にも飲ませるカミさん。犬畜生に飲ませて祟られないかな。ウォータータンクを満タンにする。
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 それにしてもどこを見ても良い景色だ。管理人さんが今まさに山が嗤う1年に5日くらいしかない最高のタイミング、といっていたけど雑木がもこもこと盛り上がりなんて素敵な景色。
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 火の見やぐらがどの部落でも現役で建っていた。
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 炭を焼いたりしていて豊かな自然の中の素朴で豊かな生活が感じられる。ただ「素朴」というのは外からの見方で当事者にとっては大変なことだろう。
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 森の公園の看板があったので時間つぶしに寄ってみる。
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 出会う風景のどれもが美しい。季節が良かったからなのか僕の好きな条件を満たしているからなのかどちらだろう。少なくとも僕は海派か山派かといえば間違いなく山派だ。
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 見える景色を何でもかんでも撮りたくなるほど良い景色、良い季節。熱をおして来て良かった。少々、押しの強い管理人さんに感謝・笑
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 落ち葉の道は落ち葉の量が尋常でなくふかふかだ。
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 これぞ、新緑といった目にすがすがしい緑。
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 公園を後にして、もうひとつの水場「岩清水」水が冷たい。うまい。
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 花塚御影の採石場。何度か彫ったことがある石だけど丁場を見たのは初めて。安く買える石屋さんも管理人さんに紹介してもらったのでいつか、ここの白御影石で大きな作品を彫りたいものだ。
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 ミートセンターで見ただけで値段に驚いて買えなかったけど飯舘の牛はかなりうまそうだ。夏に妹家族とここで合同キャンプして飯舘牛を食べる、と言うのも良いかも。
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 キャンプ場に戻る。こんな感じで白御影石が過剰なまでに使われている。地元で良質の石が産出されるのだから不思議はないけれど。
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 お風呂にも入れる対岸の宿泊施設きこりからの景色。画面中央辺りが今回のサイト。その上の高台にもスノーピークのタープとテントが見える。ここも見晴らし最高のフリーサイト。ただし車の横付けは出来ず、心臓破りの階段の下から荷物を運び上げなければいけない。でもそれさえクリアすれば相当良いエリア。
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 それにしても日本有数の白御影石を産出する地域。キャンプ場のエリアの中にもいたるところに自然そのままの石もたくさん見られる。
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 夕方になり冷えてくるにしたがって体調はさらに悪くなる。今夜の夕食は鳥のつみれ鍋。温かい鍋で良かった。水はもちろん「水神」の水。これからここでキャンプするときはまず「水神」の水汲みからか・笑
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 だけどお椀に1杯を食べるのがやっと。食欲もない。明日、運転して家まで帰らなくてはいけない。アウトドアの一番の楽しみ、冷えたビールも飲めず、というかさすがに飲む気になれず。霧雨も降ってきて、焚き火もしないでありったけの服を着て7時に寝袋に入る。
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 実は微妙な傾斜地で体調が悪いとほんの少しの傾斜が体にこたえる。関節の痛みをこらえつつなかなかおそってこない睡魔を必死で待つ。家の布団が恋しかったこと。教訓:体調が悪いときはアウトドアで楽しめることはほとんど無くなる。道具を持っておうちに帰ろう。