クルトガ

 昔から文房具好きなんだけど、最近のヒットと言えば三菱鉛筆 シャープペン「クルトガ」。軸がくるくる回ることで自動的に芯を尖らせていくシャープペンシル。
 シャーペンで字を書いていて斜めに持って使うから字がわずかに太ってくることが「ヤだな」と思う国民が世界でどれだけいるかわからないし、ましてやそれなら芯を回転させることで尖らせてやろうと考えることがすごい。さらにそれを実現してしまうだけの技術があり、それを商品にしたらこれはありがたい、と思って使う人が多くてヒット商品になる。そんな国はやっぱり世界広しといえども日本だけだろうと思う。体の中に流れるこの職人気質の素晴らしいこと。おおざっぱな国の人にはきっとどの段階の喜びも共有できないだろうなぁ。
 今日も手元で紙から離れる瞬間に少しずつ少しずつまわりながら芯を尖らせてくれてます、三菱鉛筆 シャープペン「クルトガ」。回っているのを目視できるようにマークを付けているところが、かゆいところに手が届きすぎてて、もうあんた最高。