福島からあなたへ

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 知り合いのブログで紹介されていてすぐ買って読んだ。
福島からあなたへ
 静かに温かい勇気が湧いてくるような本だった。
 僕が武藤 類子さんを知ったのは2011年9月19日の6万人が参加した「さようなら原発集会」でのスピーチ。当時、何度も見た。この本の前半はその時のスピーチ。後半がエッセイ。静かに力強く生きてきた事が伝わってくる。なんか憧れるような自然と共にある暮らし。いったいどれだけ多くの人達のそんな暮らしが東電の原発事故で奪われたのだろう。

(クリックすると 武藤 類子さんのスピーチからスタートします)
 このスピーチは、原発事故の影響から命を守るために取り組んできた一人ひとりへの感謝と、子どもと若者たちにこのような現実を作ってしまった世代として謝罪するところから始まっている。