1年近く前に買っていたけど外付けHDにテストインストールしたらCS４が動かないとか、いろいろ問題があって、仕事に支障が出るのが怖くてなかなか導入できずにいた MacOSX Lion。夏には Mountain Lion が登場すると言うしこれ以上引き延ばせないので、梅雨入りした雨の日をMacのメンテナンス日にあてて重い腰を上げた。

　インストールのための初っぱなの再起動から、歯車で固まって進まなくなってしまい。外界と同じく暗雲立ちこめる中、なんとかインストール完了。遅ればせながら僕もやっとLionになったよ。ガォー。
　万が一動かなかったらすぐにTime MachineでSnow Leopard に戻そうと思っていたけど 仕事に無いと困る Adobe CS4 が動いたのでこのまま行く事にした。

　ただ、最近の動的ページのサイトデザインに必須の”CSSEdit”は動いたけど”Free Ruler“が動かない。（使えなくなったソフトにはこんな進入禁止のようなマークがかぶさって表示される）画面の中で使える定規。1ピクセルまで計って調整していた地味だけど必須のソフトだった。（後発のWindows版あり）

　探してもおなじようなものがMacでは見つからなかった。画面に薄い皮膜をかけて範囲を見られるソフトのエッジにメモリがついている。最小単位が5ピクセルだけど当面”PixelWindow“でしのいでみよう。
　もらったプリントした資料をデジタル化するのに必須だったOCRソフトも今まで使っていたソフトを始めWindows専用になりMacで使えるものが見つからない。これは日本語辞書を入れて”PDF OCR“でしのいでみる。だけど今まで使っていた「読んde!!ココ パーソナル」に比べて認識率が一気に落ちてしまった。
　何より、トラックパッドジェスチャやマジックマウスでFinderやブラウザの戻る／進むが操作出来なくなってお手上げ。とりあえず以前に近い挙動になったけど、Leopardの時と全く反対方向に動くようになったスクロール、みんなはシステム環境設定の「スクロールの方向：ナチュラル」にチェックを入れて使っているのだろうか。とりあえずその設定で早く慣れようと毎回逆に動かしてますがね。
　

　それでも、OSX以前のMacOS6の頃から使っていた”FinderPop“が使えた事に感謝！長年使い続けているソフト。これがないと困る。嬉しい。