小春と散歩

 何でもない日常。いつものように愛犬小春と昼の散歩。
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 急激に老化が進んで最近心配なことが多い、愛犬小春おばあさん。きのうフィラリアの薬をもらいに行ったついでに血液検査をしてもらったらとりあえず大きな問題は無さそう。
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 田んぼの稲に花。しっかり管理されているから田んぼの稲と花が同居する風景は珍しい。
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 小春は年のせいか怒りっぽくなり怖がりに拍車がかかっている。元々、犬は足を触られるのは嫌い。以前は切らせてくれた爪を切るのをものすごく嫌がり、とうとう切ることができなくなった。すごく恐いみたい。本気で嫌がり噛み付こうとする。昨日、病院で台に載せられスタッフの女性に抱えられ観念したのか大人しく、爪を切って肉球にかかるムダ毛をバリカンで刈ってもらった。だけどすごく嫌だったみたいで後退りして二度と診察室には入らなくなってしまった。しかたなく抱っこして検査結果を聞きに入室する始末。
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 草を食べてる。(この写真カミさんが見たら怒るぞ、そんなもの食べさせて!と)
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 はぁはぁ言って登る帰路。
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 庭にはあちこちで破竹が伸びている。おととしまではありがたく美味しくいただいていたけど東電に大地を被曝させられた今はただ倒すだけだ。
 何でもない「当たり前」の日々を奪われた事がどれだけ辛いことかを、加害者があまりにも想像できていない。日本にこれだけの原発を導入した自民党の人間。利権でどれだけ潤ったのか。原発を導入した張本人の中曽根元首相は原発事故が起こった後でさえ必要だったと言い切り、大手新聞はそのまま、何の批判もなくありがたく掲載した。(朝日新聞)
 命より金な日本の経済界や大企業が東北の人の苦しみなんか無視して原発を再稼働しろという。これからの日本を支える子供たちの事は考えずに金の事だけ考えている。
 最悪なのは国民の側に立ったふりをして政権を自民党から奪った民主党だ。政権をとったら原発事故が起こってしまい、今ある全ての原子力発電所を日本に建てた自民党のツケが全部回ってきて怒るのかと思ったら、それでも原発を再稼働すると。馬鹿だ。結局、この国はどの政党であろうと政権についたら公的なお金で生きている官僚の言うなりに官僚の豊かな生活、天下りを守るために機能するのだ。東電の原発事故は何も収束していないし多くの人が本来の住処を奪われているのに再稼働するのだ。僕らは民主党政権下では人間としてカウントされていない。原発の被害を被った人間はいないことになっている。それだけでは飽き足らず消費税も増税するのだと。経済界と官僚の薄ら笑いが見える。
 東北中の土地と人に放射能をまき散らした東京電力には捜査が一切入らず(国が守ってる)、税金で警察が会長や社長宅を警護して国民を近づけず(国が守ってる)、今回の事故の対処にかかる金は全て電気料金の値上げでまかない(国が守ってる)、社員の給料は増額すると。
   狂ってる。
 今日、小春と一緒に見た世界。クリックで拡大します。