窓の桟の傷

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 我が家の窓の桟は傷だらけだ。
 愛犬小春が立ち上がって窓の外を見る時に手をかけていたからだ。
 東日本大震災を留守番の時にひとり(一匹)で迎えることになった小春は、いつものように立ち上がり窓の桟に手をかけて外の世界の様子を見ていたと後で隣のおばあさんに教えてもらった。

隣のお婆さんが地震の時、我が家の前を通ったら小春が2階の居間の窓からずっと外を見ていたそうだ。「きっと心配なんだべなぁ。」てかわいそうだったぞぃ。


 だけど今や立ち上がって桟に手をかける元気はない。
 家を作ったばかりの頃は、せっかく作った家を傷つけるなよぉ、と思っていたけど、今は立ち上がるくらい元気になってくれるのなら家中傷をつけまくったってかまわない、と思っているのだけど。
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 今の家に引っ越す直前の小春。
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 新しい家で暮らし始めた頃の小春(2008年2月13日)
 昨日と今日、小春と田んぼを散歩した時に撮ったムービーを貼っておきます。愛しの椎名林檎さんは♪ギブスで

あなたはすぐに写真を撮りたがる
あたしは何時も其れを厭がるの
だって写真になっちゃえば
あたしが古くなるじゃない

と歌っていて、それはもう本当にその通りだと思うんだけど、一緒に散歩しているとあと何回、こんなふうに一緒に散歩できるのかと思ってついつい写真やムービーを撮ってしまう。
 ということで、ごめんなさい。今日のムービーはまさかの7分超えですよ。(ごめんなさい)。最後の方はカットアウェイを含めて3分近くの長回しですよ。(ごめんなさい)ありえない。だから、いつものように警告します。何も起こりません。つまらない。クリック注意。(小春の今の様子を見てみたい方だけクリックしてください)

せめて椎名林檎さんのギブスを貼っておきますね。僕はこの曲にどれだけ力をもらったか。僕が「絶対」という言葉をよっぽどの時でない限り使わないのもこの曲の影響です。

ギブス
作詞・作曲:椎名林檎/編曲:亀田誠治&椎名林檎

あなたはすぐに写真を撮りたがる
あたしは何時も其れを厭がるの
だって写真になっちゃえば
あたしが古くなるじゃない
あなたはすくに絶対などと云う
あたしは何時も其れを厭がるの
だって冷めてしまっちゃえば
其れすら嘘になるじゃない
don’t U Θink? i 罠 B wiΘ U
此処に居て
ずっとずっとずっと
明日のことは判らない
だからぎゅっとしていてねダーリン
あなたはすぐにいじけて見せたがる
あたしは何時も其れを喜ぶの
だってカートみたいだから
あたしがコートニーじゃない
don’t U Θink?
i 罠 B wiΘ U 傍に来て
もっと もっと もっと
昨日のことは忘れちゃおうね
そしてぎゅっとしていてね
だからぎゅっとしていてねダーリン
また四月が 来たよ 
同じ日のことを思い出して