小春の事 2012年夏

 年をとった愛犬小春にはキビシイ夏が続いている。口の中に炎症が広がっている。高温はばい菌にとって好都合。早く涼しくなるのを待っている。
 わざわざ調子悪い犬の事なんか書くな、と思う方も当然いると思うので、そんな方はスルーを。心配してくれる方もいるのでFACEBOOKにもリンクをかけないで、友だちだけが来てくれていると思われるこちらのブログだけで、今の状況を淡々と記録&お知らせします。
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 朝、東京から「小春」宛に荷物が届きました。“Butch”ブッチ・ペットフードというニュージーランドの大自然で育まれた安心、安全な肉や野菜を使った犬と猫のフードを販売している会社から。添加物なし。ネットだけで販売しているという。高校の時の同級生からだった。どうもありがとう。(心配してくれて)
(携帯に電話とメールしましたが、連絡がつきません。もし番号に変更があったらメールしてくれると嬉しいです。このブログを読んでくれていたら、手紙でもいいけどできれば電話かメールでお礼を言いたい、です)
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 今日も、朝からご飯を食べなかったので早速カミさんが切って
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 手からあげたら食べました。皿から食べると炎症しているところが痛いみたい。食欲だけで生きてきた小春からは信じられないのだけど食欲が痛さに負けてるみたいで皿からは食べられない。僕が皿のところで食べるふりすると「食べられてなるものか」と「うー」と唸って皿を取り返そうとするんだけど、結局痛くて食べられない。
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 薬の切れたおとといから、食べられない。歩けない。暑い、暑い、暑い。昨日の朝は血の混じった水を結構たくさん吐いた。昨日の夕方、3階の屋根裏部屋で仕事してる僕のところにやってこようとした小春は高い段差をやっと昇ってきたのだけど、最後の段は手をかける段が無いから力を入れられず、元から後ろ足の力はだいぶ無くなっているのであと数cmが昇れず、「あ、これは昇れないな」と助けに行こうとした僕の目の前でそのまま一段づつ落ちていった。ゆっくりお尻で落ちていったから事なきを得たけど焦った。
 それでも、昨日、獣医をしているカミさんのおじさんから薬が届いたら劇的に状況は変化した。薬の無かった2日間は、最悪の事態も覚悟した。この暑さの中、薬がなかったら、どうなるかわからない。薬で炎症が治まっている間に涼しくなる事を願ってる。
 獣医の叔父さんは今の状況はそんなに良くはない。覚悟はしておいた方が良い、と。
 2匹の犬の死を看取ったカミさんのお父さんは今日の小春を見て、「大丈夫」この歩きならまだまだ。
 とりあえず、ちょっとでも暑いと息が荒くなるので、今はクーラーかけた屋根裏部屋に一緒にいます。爆睡してる。これから小春と一緒の生活が、まだまだ続いてくれるのかそうでないのか、僕には経験が無いから判断できない。でも、年はとったし昔みたいには元気じゃないけど、まだまだ元気だと思う。