家の横の背の高い木。そのうちの1本をチェンソーで倒し、1本の枝を切る作業が行われていた。見に行ったのは太い枝を切り落としたところ。それで終わりだと思ったらさらにどんどん登る。た、高いと思ってから更に。もう限界でしょ、と思ってから更に上へ上へ。

　高所で高圧線を張る仕事をしていたそうだ。枝と枝にロープを渡してそれを足場にして登っていく。

　信じられないくらい梢の近くまで行って帰ってきたとき、宇宙飛行士の家族の気持ちが少しわかった。無事に地上へお帰りなさい。