十和田市現代美術館を昼に出発して岩手県立美術館を目指してドライブ。
「アントニオ・ロペス展」とても見たかった展覧会。
東京でカミさんが一緒に音楽を勉強して、今は岩手県と秋田県にいるふたりの友だちもカミさんに会いに美術館まで来てくれたので4人で見る。
チケットやポスターにも使われている娘を鉛筆だけで書いたこの「マリアの肖像」がとても良かった。
早朝の同じ時間に同じ光の中で20~30分間だけ描く事を7年間!!続けたというこの絵も良かった。
一見、ハイパーリアルに描いてあるように見えて近くに寄ってみるとかなり大雑把な筆使いだったりする。
岩手県立美術館に来たのは初めて。
建物自体が美しい。
小さな石を混ぜ込んだコンクリートの壁面も美しいし何より床の石がとてもいい。模様の入った緑の石をコタタキにして一見、絨毯に見える仕上がり。細部までていねいに仕上げられた建物。歩いていて気持ち良い。
常設に松本俊介もあった。
岩手県立美術館と岩手山。
美しい建物。石と水、直線と曲線、ガラスと水、いろんな対比が魅力を高めている。