変わった雲

早朝から空には飛行機雲だらけ。この飛行機雲はぐるっと天空を真一文字に横切って、反対側の山まで続いている。どうやっても地平から地平までの写真は撮れない。

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仕事の手を止めて見上げた空に、飛行機雲だけじゃなく、見たことない変わった雲が。

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何とも言えない模様。サメのエラか!

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でも、風が無く寒くない。仕事してる石だらけの木の上に糸トンボまで出てきた。

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と思ったら石を安定させるために使う、いろんな大きさの木の陰で冬眠していたみたい。作業するので引っぱり出した木の陰で春を待っていたみたい。悪い事した。

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作業中に出た石のかけらが、鍵を置くのにちょうど良い感じで捨てないでおく。

仕事場に作った雪犬の写真を見せたら感激していた子が、わざわざお母さんに言って車で雪犬を見に来たよ。だけど、だいぶ溶けて耳とかも無くなって顔も鳥みたいになってしまっていた。ふたりが帰った後、雪を足して少し直しておいた。

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思いがけず寒くなく、仕事がはかどった。だけど僕の仕事場は冬は午後、山の陰になって日が当たらず冷え切ってしまう。寒くて限界になったらキリをつけて帰ろうと、昼に帰らず仕事を続けていた。寒くて限界になったら、寒くなったらと思って続けていたら熱中していたせいか午後も仕事日和で、結局(朝食はもともと食べない)昼飯を食べずに日没まで石を彫ってしまった。腹減って死にそう。