仕事場に泥棒

仕事場の入り口のチエーンが外れていて、嫌な予感がしたんだけど、プレハブ小屋が泥棒に入られました。

鍵をかけてあった蝶番を無理やり引き抜いて。プレハブ小屋に侵入しようと思えば素人だって簡単だ。薄い窓ガラスを割るだけでいい。頑丈な建物を建築する以外に対処の方法はないよ。

ただ、泥棒さんにとっては石屋の道具は魅力的では無かったようで、プレハブ小屋の中の石彫の道具は何ひとつ取られてませんでした(たぶん)。完成間近の大切な作品も。屋外の仕事場に飾っている大小様々な石彫の作品も。ま、重いけど。
僕のやっていることが社会からあまり必要とされていない、という事の自覚はあるけど、これだけ何も盗られないと必要とされて無い感は更に募るな・苦笑

だけど僕にとっては道具のひとつひとつがとても大切なもの。気に入っていたけど今では廃業してしまった鍛冶屋さんの石ノミとか、彫刻シンポジウムで出会ったいろんな国の彫刻家からもらったノミとか、お金で買えないものもある。自分で作った道具も。僕とほとんど同い年の赤いコンプレッサーも盗られていなかった。
この数年、市内でユニック車を盗られた被害者が少なくないけどそれも無事だった。友だちにもらって仕事場においた途端、入り口に売ってくれと書かれた名刺が挟まっていたり、勝手に仕事場に入って来て売ってくれという人もいたな。ちょっと怖い。

昼食に大根葉。大根葉の季節だなぁ。大根より大根葉の方が好きだ。

そう言えば、8月は一度も食べなかったかき氷。今日はかき氷の美味しい残暑です。快晴。

こんなに気持ちの良い快晴は久しぶり。夏を取り戻すかのようにセミも盛んに鳴いている。

夕方の田んぼ。

鉄塔と、田んぼの中の僕の影。

水たまり

赤富士ならぬ、赤蔵王。蔵王が赤かった。

残暑の中、一日肉体労働の夜はツルツルざる蕎麦、モロヘイヤと海苔のトッピング。

最後にツユを蕎麦湯で割って飲んだら少し残してまたそこに蕎麦湯。それを飲んだらまた少し残してそこに蕎麦湯。こうやってだんだん薄めて最後は蕎麦湯だけいただく。
昔、奥多摩に住んでた教え子のところに泊めてもらった時に、美味しくて有名な蕎麦屋に連れて行って教えてもらってからずっとこうやってる。

九州の浦田石材様から、また、天草木目石が贈られ送られてきた。なんて幸せでありがたい事。泥棒に入られてちょっと荒んでる心に沁みる。

カミさんから「月がきれいだよ〜」のメール。

立待月

 

MUTOKOさんの新作できたみたいですよ!!!