柚子胡椒の競演

稲刈りの名残り。

稲孫がたくさんついている株も。

昨日作った自家製のゆずぽん、鰹の生節にかけてみた。うまー!

居酒屋我家、開店。カミさんも僕も遅くまで仕事だったので鍋。そーゆー時は鍋。あるもの切るだけ。

だけどゆずぽんは自家製。

昨日、昆布や椎茸、鰹節など旨みの出るものを醤油にただ放り込んで漬けてる出汁醤油に柚子の果汁たっぷり絞ったもの。

ひろみさんにいただいた手作りの柚子胡椒。黄色の唐辛子を使っているので黄色い。果汁もたっぷり入れているらしい。絡みより風味が素晴らしい。

それと僕の手作りの辛味の強い柚子胡椒。全然味わいが違うので楽しい。

〆は揖保乃糸。

蕎麦のつゆとか揚げ出し豆腐のタレとか何にでも使えるので醤油とみりんとザラメを煮た「かえし」を切らさないようにしてる。食べる時にあわてて作るんじゃなくて作り置きしておくと味が馴染んで美味しいので。昨日、絞った柚子の果汁が余ったのでそのかえしにも入れておいた。

煮えた揖保乃糸に汁も入れて柚子の果汁入りのかえし入れたら美味しいにゅうめんに。

自家製の、ぬか漬けと大根漬けと白菜漬け。三田さんちの庭の銀杏。

あるものだけの夕食だったけどなんだか美味しかった。


 

原発事故からもうすぐ10年。国は放射能汚染を無かった事にしようとやっき。大震災で断水して水を求めて並んでいた子どもたちや僕らにどれだけの放射能が降り注いだか知っているのか?めくらましにコロナの時代にオリンピックだとか言ってるし。宮城県知事は女川の原子力発電の再稼働に前のめり。それは宮城県民のためじゃないよね。金のため?
原発事故が起こっても”直ちに健康に被害は無い”と繰り返すだけの国をあきらめ、生きるために必死に情報を求め同時多発的に立ち上がり、宮城県のあちこちでやれる事をやった名も無き市民の記録を見てから言って。そこにあったのは愛なんだよ。
放射能が県境で止まるはずはないのに「原発?福島のことでしょ?」と言われた”みやぎ”の”みんな”の記録を可能な限り後世に伝えるために編まれた記録集です。
あの経験を、過去のことにしない、他人事にしない、なかったことにしないために。