きりたんぽ鍋の会

081105
 お世話になっている造園家の方が自宅近くの炭火焼きの居酒屋を貸し切って「きりたんぽ鍋」の会を開くからおいでと誘っていただき夕方、仙台まで出かける。秋田出身で冬になるとよく作るのだという。今日のために比内地鶏とあきたこまちの新米も秋田から取り寄せたとのこと。
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 東北では冬になれば、きりたんぽはふつうにスーパーで買えるけど午後から居酒屋で自ら仕込んだきりたんぽ。もち米ではなくて米を使うので棒に巻き付けるための粘りけを出すために少し潰す。その事を「殺す」という。
 鍋が始まる前に参加した方々ときりたんぽ作りの話で盛り上がっていた。
「ちゃんと殺した?」
「殺した、殺した」
「殺しすぎると餅のようになって歯応えが無くて駄目だよね」
「んだ、んだ。ちょうど良く半殺しにしないと。」
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 ていねいに出汁をとったスープに浸ったきりたんぽ。さわやかなセリが食欲を倍増させる。うまい。
081105
 店の若い大将が比内地鶏の身で串を打った焼き鳥も15本作れた。参加者は15人。1人1本食べられた。
 僕は初対面の方と話すのが苦手なのだけど、楽しい会でした。それにしても女性達は元気だ。
 そのまま僕は造園家の方の家に泊めていただいた。お世話になりました。おいしくて楽しい会をありがとうございました。