The Runaways

10012501_cherieCurrie.jpg guardianのcultureのページに女性の横顔の白黒写真が掲載された。小さな写真だったけど誰かすぐわかった。中学生の時に強烈な衝撃を受けた女の子の写真だったから。女の子だけのロックバンド “The Runaways”のボーカル “Cherie Currie” だ。ハードなロックを女の子だけでやっている、というだけでおどろいたけどボーカルのシェリー・カーリーは黒のガーターストッキングだった!
 記事によるとThe Runawaysの映画ができたようだ。それにしても僕が驚いて見ていたグループの女の子の年齢とそれを見ていた僕の年齢がほとんど違わなかったことに改めておどろいた。大人に見えたけどなぁ。結局、バンドとしての活動は短かった。ギターを弾いていたクールなジョーン・ジェットはその後ソロで “I Love Rock N’ Roll,” の大ヒットを飛ばしたりもしている。

Her son Jake, also a musician, turns 19 next month. He will then be four years older than his mother was when she started out in the band. Would Currie be happy to see him doing what she was at the same age? “I couldn’t even conceive of allowing my son to do the things that I did,” she says, her voice suddenly serious. Luckily Jake does not need to live out his mother’s adolescent rock’n’roll rebellion: he can watch the film instead.

 彼女の息子ジェイクもまたミュージシャンですが来月19才になります。彼は母親がバンドを始めた年を4才上回ります。シェリーは彼が自分と同じ年頃にそうしているのをみて幸せなのでしょうか?「私がしたように息子もすることを許すことなんて思いもしませんでした」突然真剣な声で彼女は言いました。ジェイクは幸運です。思春期を生きていくために母親がしたようにロックンロールで反抗することもないのです。代わりに映画を見れば良いんだから。

 ぼくもこの映画 “The Runaways” 見てみたい。日本で公開されるかな。(公式サイト)(シェリーの公式サイト

[2010.01.28:追記:春に公開されるようです。町山さんのブログ]