小春の災難

 我が家の飼い犬「小春」。
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 昨日、仙台に雑用があってカミさんと出かけたので午後の半日をいつものように1匹で留守番。夕方、家に戻ったらいつも階段を飛ぶように降りてきて尻尾を振る小春が階段を降りてこない。2階へ上がるとぶるぶる震えている。風の音を怖がるので吹雪の音にびびっているのかと思ったが夕方の散歩にも出かけない。
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 どうやら僕の部屋の前でまるくなって留守番していたのだけど突風の音に驚いたか何かで階段を落ちたらしい。上の方から4枚に爪でひっかいたような後が刻まれていたので、たぶん10段を後ろ向きに落ちて右の腰を強打したようだ。普通に立っているだけでも辛いようで後ろ足がぷるぷる震えていた。痛くて震えているだけではなくて、落ちて痛くて恐くてでも誰もいなくて数時間を過ごして恐かったのだろう・ごめん。
 今日、朝一番で動物病院へ。「確かに腰が痛いようですね。でも歩いているのでたぶん折れてはいません。3日分の痛み止めを出すので安静にしていてください」
 結局、階段は上り下り出来ないので僕が抱きかかえて移動。トイレのためにも朝昼夕の散歩は欠かせないがこれも抱きかかえてそっと外に出してやり遠出せず庭で。今、11才と2ヶ月。カミさんの親戚の獣医さんが「中型犬が13年目になったら、もう本当にいつ亡くなってもおかしくない。1日1日がありがたいもうけものと思わなくては」
 最近、あまり遊んでくれなくなったけどとにかく元気なので歩けなくなった姿を見ていろいろ考えさせられた。「老い」を教えられているね、とカミさん。
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 生姜の入ったお湯にタオルを浸して湿布。それとぬか袋で患部を温めるカミさん。「ぬか袋」というのは面川さんのお米のぬかに塩などを混ぜて布で閉じたもの。レンジでチンするといつまでも優しく温かい。風邪気味の時などお腹に当てるとすぐ治る。
 小春の腰が治ったらひさしぶりに仕事場で一緒にかけまわろう。