さよなら、トランジスタラジオ

 ヨーロッパの美術館巡りに出かけた21歳の時に、旅先で使おうと買ったSONYのトランジスタラジオ。屋根裏のせまい宿でもラジオから知っている曲が流れてくると勇気づけられたもんだ。(写真下:赤いラジオ)
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 その後の何回かの海外旅行にも皆勤。最近では零下や猛暑、雨のキャンプでも天気予報や音楽を流し続けてくれていたのに、とうとう壊れてしまった。というかイヤホンではまだ聞こえるのだけどスピーカーの配線が切れたのか音が出なくなってしまった。作りがしっかりしていてねじ止めもなく分解してスピーカーの配線を確認することも出来ない。昔のモノは良くできている。結局日曜大工の店で小さいのを新調、1000円でお釣りが来た。
 SONYとは相性が悪かったのかウォークマン(*)は何台買ってもすぐ壊れてしまったけどこのラジオは長いつきあいだった。ありがとう、ICF-S20。
(*)今の若い人にはわからないだろうけど、昔々(笑)音楽を録音するカセットテープというモノがあってそれを再生して聞くウォークマンという愛すべき道具があったのです。今の iPodに至る街で個人々々が音楽を聴く、という世界を提案した画期的なものだった。録音できず再生だけという今では当たり前のことが製品化での障害だったようだ。僕も買った最初のモデルにはイヤホンを挿す口が2つあって二人で一緒に聴ける作りになっていて、これはこれで悪くない機能だった。後の機種ではすぐに1つになったけれど。

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