稲穂の海と自然の音

家の前の田んぼ。朝、西風(画面右)からの風に海原のように田んぼの稲が揺れていて圧巻の美しさだった。
数えきれない稲穂が擦れ合って出る音もムービーを撮っている2階の居間まで届き、サラサラと美しい音だった。望遠で撮っているムービーにもその音は録音されていたけど、耳で聞くのとは違うただのシャーという音になってて残念。

今日はまた別の今まで知らなかった自然の音を新たに知った。電動工具を止めて一息ついていた時にシュッとパチが混ざったような音が立て続けにしていた。辺りの草むらを音を頼りに近づいて目を凝らしていたらバッタが大きな後ろ足を右、左と宙に伸ばしていた。シャドーボクシングのように。シュパッ!シュパッ!シュパッ!

何のためにやっているのわからない。それにしても初めて見た。近くで別のバッタもやっていた。縄張りを争って威嚇しているのか?バッタを追いかけていた子どもの頃にも見たことがない。製作過程を記録するために手元にあったコンデジで一応撮ってみたけど、望遠でも小さいし警戒して冒頭で左足で1回やった後はもうやってくれなかった。音も入っていない。(それにしても人間の目や耳はすごいな)

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クローズアップで超マクロ撮影だから大きく見えるけど実際は体調2〜3cmのカマキリの赤ちゃん。元気いっぱいでカメラを近づけるとカメラに飛び乗ったり腕に飛び乗ったり。暑さでバテ気味の人間をよそに元気だ。

夏本番が近いけど草むらでは虫が鳴いていて秋の風情も。

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午後、周囲の山の影で日陰になってしまう仕事場も夕方6時前になると山の切れ目から西日がさーっと入ってくる。1枚の油絵のよう。仕事場の緑の色の変化が劇的で晴れた日はいつもこの時間が待ち遠しい、うっとり。