きっと、うまくいく

映画「きっと、うまくいく」を見た。

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原題は”3 Idiots”というインドの映画。(idiot=大馬鹿)学生寮の同部屋になった、自由人のランチョー、動物好きのファルハーン、神頼みの苦学生ラジューの3人の”馬鹿”な学生の物語。”馬鹿”というのは学生を押さえつけたがる学校や、自分の望みを子どもに押しつけようとする親の側からの見方で、僕らが見届ける事になるのは一生懸命に生きる若者の姿だ。(自殺などの)シリアスなテーマが底流を流れている中、コメディタッチで物語は進行する。小さな笑いの種が次々に開いて、あちこちに張られた伏線がどんどん花開き、気が付くとあっという間の171分!!171分という長尺を飽きさせないで見せるどころか、短い、終わっちゃうの?と残念な気持ちにさせる程、面白い。シンプルに映画っていいな、と久しぶりに思った。

僕は全然知らなかったのだけど、インドはもとより日本でも世界でもとても評判になった映画のようだ。スティーヴン・スピルバーグも絶賛(したから何だって事もあるが)。世界各国でリメイクが決まっているという。

苦境に陥ったときに彼らがつぶやくのが”Aal Izz Well”(=All is well)「きっとうまくいく」

インド映画だから急に歌と踊りが入ってくるのに全然違和感が無い。

卒業から10年後の再会となるラストシーンがまた美しい。この美しいパンゴン湖の青い空と水の色を見ながらそーとー泣かされるよ。(これから見ようと思ってる人は再生しない方が吉)

見たくなってしまった人は、レンタル屋になくても、Google playで400円で見られますよ。僕もGoogle playで見た。笑いすぎで腹筋が痛くなるのに注意。見る前にハンカチも何枚か用意しておいた方がいいよ。
※こちらのページ。

公式サイト

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