夕方、長靴を履いて家の裏の田んぼに。
暑い日が続いて、稲の穂が出て小さな小さな稲の花の花粉の香りで辺りが包まれている。
その香りを嗅ぐのが大好き。田んぼの畦道でご飯を炊いた時のような甘い香りに包まれる。幸せな気持ち。
逆光に透き通る稲の葉のグラデーションを目に映したり
大勢のヒグラシの輪唱を聞くのも楽しい。夕方の田んぼは五感を刺激してくれる。
だけど時々、一緒に田んぼに行って説明してあげても稲穂の香りがわからないって人がいる。大きなお世話だろうけどなんかもったいない感じ。
僕は楽しんでいるだけだけどお百姓さんたちは、毎日稲の様子を見まわったり、あぜ道の草刈りをしたら水位の管理をしたり大変だ。
近所の方が稲の様子を見ながら、田んぼの見回り。
逆光の緑の光に包まれてかっこ良く見えるカマキリ。
愛犬小春と毎日散歩した道。今では時々歩くだけになったので裏山の道が背の高い雑草で覆われ通るのも大変になっている。
誰かがいたずら書きをしたような空。
もう日が暮れる。