ドイツのビール

仕事場の草を刈った所が絨毯の様だ。 小雨降る東北はTシャツ1枚では寒い。あの吸う息すら暑かった日々は何だったんだ。真夏の夜の夢か、蜃気楼か。

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午前中で仕事は上がる。午後は引越の手伝いで水道工事をしたり。

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夕飯に夏野菜の煮込みを作る。タマネギとにんにくをみじん切りにしてオリーブオイルで蒸らし炒めしたら、この暑さで痛みそうな野菜を片っ端からダッチオーブンに入れていく。

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ピーマン。

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僕はいつからかこうやって首の所で薄く切って

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食べられないヘタを外して

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残りを縦割りして種をとっている。そうすると手間が減るし料理に丸いピーマンが入ってなんか嬉しい。

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キャンプをやらなかったらダッチオーブンを買うことは無かっただろう。全く同じレシピでも普通の鍋とダッチオーブンで作るのでは全く別物になる。ただ厚い鉄の鍋っていうだけなのにダッチオーブンてすごい。っていうかすご過ぎ。テフロンは嫌い、鉄大好き。

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今宵は夏野菜の煮込みと枝豆の夕食。完全に草食系ですね(笑)肉、そんなにいらない。
個展の時にわざわざ埼玉から来てくれた友だちのお土産のビールをいただいた。ケストリッツアーシュヴァルツビア。ローストした大麦麦芽で作ったというドイツのビールはびっくりするくらい美味しかった。ごちそうさま。

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沖縄の友だちからの、石垣島のマーミヤかまぼこも。

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心太さんから一部をスキャンしてプレゼントされて、これはすごいと思って結局、絶版だった本も買ってしまった。

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きりがないから、料理本はもう買わないと決めていたんだけど、ガルバンソとほうれん草の煮込み美味しすぎたので。
とても良い本だ。辰巳芳子さんの「旬を味わう―いのちを養う家庭料理」と共に台所の宝物になりそう。