初めて行ったギャラリー、TURNAROUND に樋口佳絵さんの個展「ぱんぱかぱーん」を観た。
ギャラリーやカフェでたまたま目にした作品展のDMとか、ネットを見ていてたまたま出会ってしまった作品とか。ひとめぼれ、というか、理由はわからなくてもきゅんと心をつかまれる作品に出会うことがある。いつかは本物の作品を見ようと思って頭の中にいつもリストアップされている。例えば穴がたくさん開いた白い作品もいつか本物を見たいと思っていて一昨年叶った。本田恵美さんという方の作品だった、すごく良かった。
上の絵を、数年前に、こぐま画廊のサイトで見たときも一瞬で心、射貫かれて、いつか樋口佳絵さんの本物の作品を見る機会があったら行こうと思って頭の中にリストアップしていた。そして今日、叶った。
良かった。モニタで見ても力があったけど、テンペラで描かれた本物の作品は、つや消しのような、素朴なテクスチャの感じが作品の世界を更に高めていた。小さな木彫も良かった。
なんでこんなにひかれるのか、その場では分析もしたくなくて、ただ見ていたくて、小さな部屋をぐるぐる回って何度も絵を目に写した。
ひかれる理由は自分ではなんとなくわかっているんだけど。
たとえ、傷ついたとしても表現がある。
ポストカードを何点か買った。
怪談えほん 「かがみのなか」の原画も壁一面で全部見られたけど、圧倒された。
宮城県美術館によって帰る。
2月に清水直土君の個展をターンアラウンドに観に行って、チェックしたはずだったのに、忘れていたーのでした。ああ、教えてくださってありがとうございます。29日までなんですね。
新宮さんの作品、きょうは動いていたのですね。
僕は初めてでした。ターンアラウンド。
それにしても良かったなぁ、樋口佳絵さんの作品。今年の印象に残る展覧会のひとつに絶対なる。時間があれば、もう一度行きたいくらい。そしてテンペラっていいな。
宮城県美術館は裏庭で新宮さんの動く彫刻だけ見て帰ることよくあります。あとMuseum Shopでシナモンの効いたロータスのカラメルビスケット買って帰ります・笑