石の塊

来週の月曜日、6月15日から6月25日(木)まで、個展「石の塊」展を開催していただきます。

広島県福山市のギャラリー Olivia(オリビア)で伊達冠石の一輪挿しやクラフトを常設展示販売していただく事になり、そのお披露目を兼ねてで、西日本では初めての個展となります。

宮城から駆けつけて、6月17日(水)午後、6月18日(木)開店からお昼すぎまで、在廊することにしました。
広島は昔々、夏に今はもう無いマイカーを列車に積んで人は寝台列車で九州までいけた「カートレイン」で、結婚したばかりのカミさんをおいて(ひどいね)、男友だち3人で九州まで旅行して、台風に追われながら雨の中、夜の高速道路を一路東京まで運転して戻ってくる時に通過しただけの場所だ。倉敷とか尾道とか行きたいところ、行きたい美術館が山のようにあるけど、どこへも行かずに個展会場にいますのでどうぞよろしくお願いします。
っていうかどこへも行きませんよ。この手で作ったものを介して、誰かと「縁」をいただけるほど幸せなことはありません。ましてや今まで行ったことのない場所で。それは観光では得られない幸福感。ギャラリーで作品を介して、お客様とおしゃべりできるのを楽しみにしています。
。。。でもせめて広島のお好み焼きくらい食べたい・笑

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今朝、米俵一俵分の石の彫刻と花器とクラフトを送り出した。米俵一俵分て分かりにくいね。約60kgです。遠くまで送るので繊細で壊れやすい彫刻や大きな作品は送れませんでしたが、石はやっぱり重い。これだけで大人一人分の重さだ。

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幸せなことに、2年前の初めての個展から、ギャラリーの方に個展を企画し開催していただく幸運が続いています。そして今回も。つけていただいた個展のタイトルは「石の塊」です。”意志の塊”も意識してつけてくれたとのことです。(意志、弱いけど)

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広島で個展を開催していただくきっかけになったのは、去年のミュゼ・マエナカでの個展に僕の幼馴染みの吉村眞由美さんが東京から、眞由美さんの友だちのギャラリー オリビアの清水さんが広島から来ていただいたことが直接のきっかけ。その時に、地元の新聞が取材に来てくれて、撮られた写真に清水さんが写っていていい記念になりました。

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こんな素敵なギャラリーに早く行ってみたい。このオシャレに時代が乗って古びた感じは、数個のみ本物のレンガで他の埋め込みのレンガ部分はモルタルデザイナーによる造形だそうで、これもこの目で見てみたいと思ってます。