山手線の中でInstagramを見て、急遽予定変更して東京駅で降りる。

画鬼・暁斎—KYOSAI　幕末明治のスター絵師と弟子コンドル

河鍋暁斎だけでも見たいけど弟子のコンドルとの二人展。

今回、初めて知ったのだけど、ジョサイア・コンドル(1852 -1920)という英国人建築家は、政府に招かれ日本の近代建築に多大な功績を残した人らしい。しかも日本美術愛好家でもあり、暁斎に弟子入りして絵を学び、師の作品を海外に紹介したりもしたという。しかも建築家だから図面やパースが上手なのは当たり前だとしても日本画もまたうまい。師匠と弟子という関係よりかはもう少し尊敬の念を保ったままの友情に近かったみたいだ。しかも二人展を開催している会場の、三菱一 号館を設計したのもコンドルなんて、出来すぎ！

暁斎はものすごく筆が早かったらしい。描く主題も幅広い。毎日、絵日記をつけていたのがすごい。まるで僕のこのブログのようではないか。毎日のように書くのは楽しい半面、どれだけ大変かやってる人にしかわからない（笑）来客が多くなってくるとしょっちゅう来る客はハンコを作ってそれを押して描く手間を減らしていて笑った。

この作品は入れ替え展示のため見られなかった。何でも上手に書くけど子どもだけは全然かわいくなかった・笑