てとてとの隣の大地主の館「佐藤屋邸」が今日から3日間公開される。
題して「戦後70年、目で見る昭和前期の歴史」”強度と生活”展
てとてとにはよく来たけどこちらには来たことなかった。てとてと4周年記念のイベントに来ているので会場で会った友だちたちと見に行く。いきなり敷石がすごい。
今日は空がきれいな青に写る日だ。
いろんな昭和のものが展示されている。薬箱。
弁当箱と箸入れ。
うちわ。大事なものは大事にしまわれるから古くてもとっておかれる可能性が高いけど、日常生活で使うものは残らないものが多い。このうちははコレクションかなにかでとっておいて残ったのだろうか。
庭の石灯籠の大きさがハンパない。そしてこの写真を撮っている縁側の窓の天井の梁が長い長い一本物の木、驚く長さ。
紙芝居。
雑誌。
昔のミシンは今、古道具屋で高値で取引されている。カフェのテーブルなんかにもよく使われている。
カレンダー。
何でも直せる薬。虫歯はそこに詰めろと。
豆炭のアンカ。
わらびの襖絵。ものすごい良い絵だった。まるで日本画。形も微妙な色彩も。
てとてとの裏。初めて見た「てと裏」実は「みんなの放射線測定室 てとてと」は佐藤家の蔵です。
最近、戦争が以前より近くに感じられる。
嫌な時代だ。
襖の絵がどれも見事。
菊の絵。
襖の絵はどれも、この屏風を描いた日本画家の筆によるものだそうです。やっぱり。本当に絵画。
世が世なら「平民」の僕らは絶対に入ることを許されなかったであろう部屋。透かし彫りだけじゃなくて何気無いところに贅と技工が凝らされている。豊か。
こちらは厠(トイレ)。スリッパではなくて藁草履。
竹のような小便器。足を入れて立つところが同じ焼き物でできている。もちろん足入れてみました。
トイレの明かり取りの障子だって作りに手を抜いてません。家全体がこの調子。どれだけ贅を尽くしたんだろう。
庭の木に大きな大きな「サルの腰掛け」
獅子の置物。
いろんなところに普通に技工を尽くしてます。
堪能して出てきた。
見応えがありました。今度、また開放されることがあったらまた見に来る。楽しかった。友だちがInstagramで撮っていた写真見たらいろんなところ見逃していた。悔しい。何枚か貼らせてもらう(了解もらってます)。
レトロなものの展示販売があって、子供の頃欲しかったけどとうとう買ってもらえなかった「地球ゴマ」をゲット!!!
100円で子供の頃の夢がかなった!