今日も、3年番茶と、朝カミさんが握ってくれた玄米のおにぎりひとつを、30分以上かけてよくよく噛みながら仙台へ。

これで夜まで何も食べない。でも空腹感は全く感じない。玄米を身体に入れておくってすごい。

仙台へ向かう車の中で聞いたNHKラジオ文芸館の朗読「サヤン・テラス」が沁みた。

— 山中 環 (@tamaki) 2016年2月26日

田舎者は途中、何かあって遅刻したらいけないから連日、30分前には仙台に来てます。朝の仙台なんて、なかなか来られないから、定禅寺通りをひとりで散歩。楽しい。

大好きなマンズーのブロンズも、朝の光の中で見たのは宮城に来て初めて。うっとり。

三越のビルとビルの間に神社がある。「たくさん売れますように」とお祈りしたい気持ちは山々だけど、たかだか私ごときの経済的、超個人的なお願いより叶えた方が良いことは世界にたくさんある。いつものように、ただ無心に手を合わせる。「無心」の時間をもらえる大切な「場」。ゆっくり写真撮ろうと思ったら、早朝に手を合わせるのは僕だけじゃなかった。

もうすぐ（三越の）朝礼だ。

今回お隣になったブース「海馬ガラス」さんの、サハラ砂漠の砂で作ったことりと、（仙台の中心部を流れる）広瀬川の砂で作られたことり。毎日、見に行ってしまう。うっとり。（※写真掲載の許可をいただいています）

お友だちが、生花を持って来てくれて「使って」と言ってくれるのだけど、「僕は生け花のセンスが無いから初日に友だち達が、ドライフラワー買ってきてアレンジしてくれたんです」なんて話をしていたら、作品をふたつもお求めいただいて僕が精算に行っている間に、生花をいくつかに分けて、伊達冠石の一輪挿しに挿してアレンジしてくれてました。

こちらはユーカリの葉。本当に連日、いろんな人に思いがけないところで応援してもらって、感謝しています。

普段から1日2食だから、朝抜きを昼抜きに変えただけで、昼食抜いても日に日に絶好調になっていくだけだし、慣れとはすごいもので2日目には9時間立ち続けて悲鳴をあげていた腰が、今日はほとんど何も無かったかのよう。特に今日は、開店からずっと、つぎつぎに友だちや知り合いが激励に駆け付けてくれた。その楽しいおしゃべりの幸せな時間は、腰へのダメージを与える時間にきっと加算されてない。閉店時間になっても普通に立っていられた。
来ていただいた皆さまに、改めて感謝を。

今日、親子で来ていただいた方が、伊達冠石のペン皿を筆ペン置き用にお求めいただいた写真を、メッセージで直ぐに送ってくれました。実際に使っていただいているところの写真を見せていただくことほど幸せな事はない。以前にお求めいただいた玉石の花器に花を挿して、今日ペン皿と共に、隣の海馬ガラスさんのブースから飛んでいった「サハラの砂」の”ことり”と、「広瀬川の砂」の”ことり”も並んでいて、幸せな写真。今日の疲れ無くなりました。どうもありがとう、Hitomiさん&Ayakaさん！