細い帯状の雲の下に朝日が当たって幻想的な朝。
午前中いっぱいかかって、明日からの展示会の初日に持って行く作品を梱包した。いろんなテクニックを駆使して、ぎゅうぎゅうに詰めてコンテナ4つ。ひとつ約35kg×4コンテナ。合計約140kg。重さで言うと米俵2表。石は重くて搬入搬出は大変だ。腰に注意!
昼に「バベットの晩餐会」のDVD届いた。良い映画はたくさんあるけど、何度も見返す映画はそうたくさんは無い。「バベットの晩餐会」はずいぶん昔に衛星放送か何かを録画したビデオテープを、これまでに何度も何度も見て来た。見すぎてテープが擦り切れそうでDVDを探したけど、以前はDVD化されておらず、数年前にとうとう見つけた!と思ったらすごく高かった。この前みたら、手の届く値段になったので、とうとうこの手の中に!(幸)死ぬまでに後、何回見るだろう。
カミさんにラピスラズリの腕輪も届く。ずっと欲しがっていたのを覚えてくれていて、カミさんの友だちが贈ってきてくれた。来月のミニコンサートの応援の気持ちも入っているのだろう。
僕の伊達冠石の「らせんの一輪挿し」を床の間に飾っているところの写真も同封してくれたいた。とても素敵に使っていただいている。緑の輪の中心に花のある生け方も素敵。こんな風に生けられないなぁ。センスかなぁ、経験かなぁ、知識かなぁ。全部だな。
午後、彩雲の中をあやこさんの工房へ。
「I hope peace」の青い布だ。我が家も客人が見える玄関正面に貼ってある。
明後日からの展示会に、大きな白い布が必要になり、ラッキーなことに月曜日はあやこさんが工房をオープンにしている曜日だったので、貸してもらいに来た。
だけど、いろんなものが集められていたり、何かが煮られていたりして、面白くていろいろ見せてもらう。魔法使いか!
これは赤カブの葉っぱで染めたんだそうだ。赤いカブではなくて、緑の葉で。そこに赤のエネルギーが貯まっているんだな。
米袋を藍染めをした後の藍を惜しんで、紙に染めたモノ、だそう。良く見ると米や太陽が印刷されてる(笑)一閑張りなんかの材料にしたりするみたい。
コブシのつぼみ。
どんぐりなピースサイン。
床の「黄肌」の木の皮を剝いて。黄色い部分を「噛んで」って渡される。染料にもなるこの黄色の部分は、胃の薬なんだって。
コンクリ打ちっ放しの床に垂れた塗料が現代絵画。
菱の実のコレクションを見せてもらった。まるで陶器のようなテクスチャ。それぞれ微妙に形が違う。このとんがった派手な形を作ったコンセプトを聞きたい。神様に。
大っきな彩雲出てるよ!
— 山中 環 (@tamaki) 2016, 2月 22
相変わらず、彩雲の続く空を帰ってくる。
天使の羽のような雲も彩雲に彩られていた。
そして太陽が沈んで月に変わっても、雲には彩雲。昼も夜も彩雲。
田舎スイッチのある人なら、月明かりだけで散歩できる明るさ。明日は満月。
「アート&クラフトフェア」あさっての水曜日24日からです。是非、足をお運びください。
フタのある一輪挿し。一輪挿しに何故、フタがあるのか?聞かないでください。僕もわかりません。