「恵・環・展」初日

築300年の古民家に泊めていただいた朝、散歩した。

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今日から「恵・環・展」を開催する友だちの恵さんの家の前から撮った写真。なに、この天空の絶景!

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いたるところで夏みかんがなっている。そしてぼとぼと道路に落ちている。豊かだ。

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振り返って一枚。友だちの恵さんち。

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昨日、海ほたるで買ってきたお土産の塩パンの朝食。

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ミックスナッツのはちみつ漬けを、塩パンに塗ったクリームチーズの上に乗せていただく。至福。いつもは朝食を抜いて一日2食だけど料理上手、美味しいものたくさん知ってる恵さんちでは朝も食べますよ。当然です・笑

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恵さんは昼の賄い用に、スパイスからカレーを作り始めました!

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恵さんとの初めての二人展「恵・環・展」初日。快晴!会場の「里山デザインファクトリー」

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合板ではなくて無垢の木がふんだんに使われていて天井も高く白い壁で、とても素敵な空間。

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入り口の看板。鴨川は今が藤の花の盛り。

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会場から見える里山の緑と空の青さたるや!うっとり。

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記念すべき、最初のお客さまとカフェコーナーで記念撮影。お客さまふたりと僕と恵さんとカミさんと。

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恵さんがいろんな紅茶と、鴨川の素敵なカフェ「カルトーラ」のクッキーを用意してくれて、来ていただいた方と美味しいお茶を飲みながらおしゃべりできる幸せ。

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「Love and Peace」をテーマに台湾で個展を開催中の作家の方に”Love and Peace Stone” をお求めいただいた。「今、これしか無いですよね」って言い合って共感しあえたのが、とても幸せだった。
結局、作りたい形の究極は Love and Peace なんだからそのメッセージの形を探さずにダイレクトに石に彫ってしまおうと思って作った作品。この作品をお求めいただいた作家の方がかぶっていた帽子の正面にはピースマークがあった。なんか、ぐっと来た。こういう出会いが幸せ。

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昼に一瞬、お客さまが途絶えた隙に、恵さんが朝スパイスから急いで作ってくれたチキンカレー。旨すぎ。っていうか、喫茶店をやっていたこともあるんだから、恵さんの作るものは、何でも美味しいのです。

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作品展が終わってから恵さんが、鴨川のプチ観光旅行に連れて行ってくれる。棚田。

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棚田は見てるだけなら美しいけど、大型機械で管理できる大きな田んぼと違って、手間とコストで採算が合わない。お金払うって言ったって手伝いに来てくれる人はいない。だけどきちんとコンセプトを持ってプレゼンをするお百姓さんがいて、今ではお金を払って、この「棚田」で田植えや草刈りや稲刈りを体験して、とれた新米を喜んでもらってくれる「都会」の人がいるという。何が価値なのか、というものを教えてくれる実践。そこには違う世界をつなぐ視点が必要。

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次に「大山千枚田」に連れて行ってもらう。

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地形が急峻なので一枚の棚田の面積が小さくならざるを得ず、管理は大変だけど景色としては素晴らしいものになっている。

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うっとりしていたら「今、着いたけど作品展、終わったの?」というメールあり。終了時間を間違えた友だちが今、着いたという。この後もプチ観光のメニューがあったのだけど断念して会場に戻る。

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戻って会場を開けて友だちに作品展を見てもらった。
恵さんは他にもプチ観光のメニューを用意してくれていたのだけど、暗くなってもうどこにもいけないので、予定の最後に行くはずだった、カフェ・カルトーラで夕食。螺旋階段を昇る2階という、知らなかったらなかなか入れないアクセスの悪いカフェ。

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だけど、そこはとても落ち着ける素敵な空間でした。アクセスの悪さは、そこに集う人の共通の秘密で親密さが増すような。ハンデをプラスに変えているようなカフェ。

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自己流で豆料理をよく作るので、プロのレンズ豆のスープのパン付きを頼みました。美味しい!!!

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カフェの中は突っ込みどころ満載です。人見知りのマスターも魅力的。素敵で美味しいカフェでした。

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帰る前に、このカフェで使われているという恵さんが作ったティー・コジーを見せてもらう。素敵。僕は鹿の親子、バンビのシルエットにうっとり。

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帰って恵さんちで乾杯。恵さんが鴨川に引っ越した時に送った引越し祝いの伊達冠石の玉石の花器が、囲炉裏の脇に置かれていた。

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作品展の時間を間違えて、終わってから着いた友だちは埼玉から4時間かけて来てくれていた、ありがとう。そして自家製のスモークチキンと、鶏レバーと軟骨の燻製のお土産も。早速今夜のツマミにしてみんなでいただきました。赤ワインにあうーーー。

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話しても話しても、話し足りない。飲んでも飲んでも飲み足りない。
(僕が今宵ビールを飲むのに使ったジョッキは恵さんが作ったもの)