佐立るり子展

蔵王のギャラリー、ミュゼ・マエナカへ。

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佐立るり子展。3年前に見て以来。

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行きたいけど制作がおしてるから無理だなとあきらめていたけど、雨が土砂降りになったので制作を昼であきらめて午後、出かけた。

 

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色のかけらをならべます。
使用の目的が抜けおちた色の集合体です。
世界中で多様性への許容が失われつつあるように感じます。
杜は害虫さえ養う余裕をもって葉を茂らせているといいます。
何が何のために存在しているかはそう簡単にはわかりません。
佐立るり子

DMのこの5行の短い文章でこの作品展に惹かれた。
一行読み進むたびに、深く共感した。4行目を読んでとても驚いて、だけど納得して、5行目で「本当にそうです!」と握手したくなった。

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作家の方と直接お話できて刺激的な時間だった。今のこの危機的なマクロの世界と、ものを作るなんていう個人の超ミクロな世界の関わりとどう折り合いをつけていくのか。何をやるべきなのか。

カミさんがガラスの展示ケースに入っていたミュゼ・マエナカのおふたりの私物のコーヒーカップがあんまり素敵で棚から出して見せていただいていたら、実際にコーヒーを入れて出してくださった。美味しかった!