庭の田んぼの稲刈り 中秋の名月

思いつきで初めて庭に作った一畳の田んぼ。空梅雨の毎日の水道からの水やりは水道代だけじゃなくて朝昼夕のノルマが大変だったけど、庭に田んぼがあるって心和む風景だった。窓から庭を眺めて小さな田んぼが見えるのは幸せだった。まあ、今年限りだけど。突発的に作った自分を褒めながら、今朝、全部刈り取る。

空梅雨、暑くなるはずの夏は毎日雨で低温。よくがんばって育った!

丸って、(これ、多分方言だけど他の言い方を思いつかない)

玄関前で天日干し。

刈ったあと口に入るまでの脱穀、籾摺り、精米。僕の一畳田んぼのように極端に少ない量だと、逆に情報もやりようも無くて、大変でどうしようか調べていたけど、自然農の友だちのところの道具で全部まかなえることがわかって、ワクワクしてる。せっかく自分でここまで作ったんだから全部自分でやって口まで運びたかった。持つべきものは友だちだ、感謝!

とりあえず天日干しだけしておく。

昼食はハヤシライスの予定だったので、朝、「東北194号」という品種を炊飯器にセットした。この品種はいわゆる新米でみんながイメージするようなしっとりつやつや、お餅のような食感では無くて、炊きあがりの写真を見てもらえばわかるけど、一粒一粒がしっかり独立してる感じ。

パラパラな訳では無いけどカレーやハヤシライスはこのお米の方が合ってる気がして好み。まだ、やってないけど炒飯とかにも合いそう。ハヤシライスに東北194号、うまー。

大根葉を食べたくて、間引きながら食べられるように、わざと密に種まきした大根を副菜に。うまー。

今日の#庭の猫の額畑 。間引きながら食べてる、大根。

初めてのコールラビ。

秋茄子。

ピーマン。

 

いただいた美味しい秘伝豆や、畑の大根葉、旬の衣被、鶏肉の土鍋煮。一杯だけ飲ませて。

ブログやfacebookでアップしている「居酒屋我家」いつも豪華なもの食べてるねってよく言われるのですが、断じてそんなことはありません。カミさんにはこんな貧相な食事、アップしないでっていつも言われる。僕はいつも見てますよ、facebookで高価なワインと共にレストランや自宅で、分厚い肉や山盛りの雲丹や貝や海産物。食べ切れなさそうなチーズやデザート。

家は、知り合いにいただいた秘伝豆と畑から間引いてきた大根葉。

衣かつぎに醤油をたらして。

安い鶏の胸肉をミさんが土鍋で焚いてくれたものとキャベツ。これだけですからね。雲丹も海老もステーキもワインもありませんから。「豪華」なんてとんでもないです。美味しいけど・笑

居間からお月見。十五夜お月様。

一眼レフじゃなくてあえてiPhone7で撮ってみます。

なんだか良い宵です。明日の昼は地元でカミさんのプチコンサート。僕はいつものように撮影です。

中秋の名月。ススキをとる暇が無かったので、庭の稲を刈って伊達冠石の花器に挿した。

【追記:2017/10/05】
ススキの代わりに稲穂、と思ってやったんだけど、自然と対話しながら染や織りをしてるともだちのあやこさんが、

ススキは稲穂の代わりにお供えするんだよ。
月の神様をお迎えする依り代なんだよ。そのまま稲穂!!

って教えてくれた。ススキが稲穂の代わりだったのか!なんか嬉しい。自分で育てた稲穂だし。