とことん山キャンプ場 2024 2日目

バゲットをトーストして

即席のコーンスープ。オレンジジュース、目玉焼き、ソーセージ、ミニトマト、クリームチーズの朝食。

トランギアのストームクッカー。本当に大好きなギア。

陶芸家のエミシ工房の池田さんにもらった台湾旅行のお土産の烏龍茶いれる。

トランギアの芸術的なケトルでお湯を沸かして。

朝から温泉入りまくり。

貸し切り!

まさに露天風呂!!

新婚旅行で行ったバリ島で買ったバティック。暑い夏でも涼しくてボロボロだけどいまだに捨てられずに着てる。


午前中、観光で川原毛地獄(かわらけじごく)へ行ってみた。車を降りると草木が生えない白い山肌が突然目の前に。いたるところから蒸気が吹きだし、鼻をつく強い硫黄臭(硫化水素の匂い)があたりに漂っている。

と、目の前で黒い軽自動車が急な車道をバックしていったかと思うと大きな音を立ててそのまま山にぶつかって止まった。斜面で車のブレーキが突然効かなくなって車を止めるために右側後部をわざと山にぶつけてやっと止まったと。そのまま右側後部のタイヤはパンク。無理矢理エンジンをかけて道路の端の少し広くなったところまで車を寄せたおじさん。今どきの軽自動車でスペアタイヤを積載しておらずタイヤ交換する事は出来ず。助けを呼ぼうにも山深い場所のためネットも電話も繋がらない。雨も降ってきた。まさに「地獄」だ。僕のスマホを確認するとアンテナが一本だけ立っていた。カミさんが心配しておじさんに声をかけてあげた手前、JAFに電話してみたらなんとか繋がったのでそのままおじさんに電話を渡す。場所の特定が難しそうですったもんだの長電話ののちレッカー車で来てくれることになった。なにわナンバーのおじさんは車中泊できる様に軽自動車を改造して大阪から東北の祭りを巡って旅行中なんだって。それにしてもこんな辺ぴな山の中で電話も繋がらずにJAFの人と事故車が遭遇できるかわからない。仕方がないので遭遇できるまで帰らずに待つことにする。

でもただ1時間待ってるだけなのは辛いので

急な登山道を降りていったところにある

川原毛地蔵菩薩と更に下ったところにある川原毛大滝を見て戻ってくることにする。

川原毛大滝は滝そのものが温泉という全国でも珍しい「湯の滝」だった。温泉が沢水と合流し、20mの高さからダイナミックに流れ落ちてくる滝壺は天然の露天風呂になっていてすぐ近くに設置されている脱衣所で水着に着替えて男女が楽しんでいた。ただ僕はそうとは知らずに水着を持っていないし事故車とJAFのレッカー車が出会えるのを見届けるミッションがあるので滝の露天風呂に入るのをぐっと我慢して現場に戻るために降りてきた道を登って行く。

行きは良い良い帰りは怖い急斜面をへとへとになって戻ったらちょうどレッカー車が到着したところだった。

こんなところまでJAFは来てくれるんだねぇ。結局パンクだけじゃなく車軸も曲がっているのでレッカー移動以外に術はない、との事だった。でもあのまま車が止まらなかったら誰かをひいていたかもしれないし車ごと崖から落ちていたかもしれない。車やタイヤなら変えが効く。それが何より良かったですね、と話して見届けミッションを終えた。おじさん、良い旅を!

昼はキャンプ場近くのお蕎麦屋さんで。

蕎麦を畑で育てるところから粉にひいて手打ちして供するところまで全部やっているんだって。美味しい。天ぷらもすごく美味しかった。最近天ぷらを揚げることにハマっているので余計そのカラッとした仕上がりが気になった。

 

夕食。

レモン、白ワイン、炭酸でスプリッツァー飲みながら料理。

夕ご飯を作ってる間、目の前にずっと出ていたダブルレインボー。
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地元の小さな食料品店で買った鶏もも肉、しめじを水から炊いて持ってきた八丁味噌と仙台味噌のシンプルな味噌鍋。

仕上げに長ネギたくさん入れて。

出汁が出てて汁もあんまり美味しくて

急いでメスティンで

米1合だけ炊いておじやに。

ご飯もよく炊けて

美味しすぎ。

まさかのご飯ぜんぶ食べてしまった。

余談だけど地元の食糧品店に材料買いに行った時バケツにどじょうがわさわさと泳いでいた。
「あの、どじょう、地元の方が買って帰って料理して食べるんですか?」と僕。
「ええ、みなさん食べられますよ。特に土用の丑の日はうなぎの代わりに買われる方が多くてよく売れます」
確かにバケツの横にはザルが置いてあって床が濡れてたけどお店でさくっとどじょう買って料理して食べる、という”普通”にちょっとびっくりした。