データベースの取り扱い

J-NAVIでのMovableTypeのデータについて。


これは、あくまで僕のTry&Errerのレポートなので、動作を保証するものではありませんし、レポートに不適切な箇所もあるかもしれません。インストールに際しては各自の責任において実施してください。
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MovableTypeはCGIが作動しMySQLが使える環境で動きます。J-NAVIはデータベースにBerkeleyDBがインストールされているのでMySQLを使わなくてもMovableTypeが動きます。その方法で使用する場合はデータベースにFTPでアクセスすることが出来るようになります。ということは他人がデータベースにアクセスできる可能性もあるということですが。また、データベースをエディタ等で編集するのも一筋縄ではいかないかもしれません。文字コードの問題等で開くこと自体がちょっと難しい。
どちらの方法でMovableTypeを運用するかは個人の好みです。
mt.cfg の記述で設定します。
なお、AAAA?DDDDの部分は自分のコントロールパネルの
「MySQLを設定する」の11行目付の use DBI;以下の
$mysql_db = “AAAA”;
$mysql_host = “BBBB”;
$mysql_user = “CCCC”;
$mysql_passwd = “DDDD”;
に読み替えてください。
■MySQLのデータベースを使う場合の記述
# DataSource ./db
ObjectDriver DBI::mysql
Database AAAA
DBUser CCCC
DBHost BBBB
■MySQLのデータベースを使わない場合以下の一行だけ記述します。
DataSource ./db
つまり#を削除しこの記述を有効にします。
MySQLの再に必要だったObjectDriver…….以下の4行の記述の追加は必要ありません。
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■データベースの運用方法を変える方法。
番外編としてMySQLを使う方法でインストールしたがうまくインストールできなかった等の理由でMySQLを使わないで運用する方法に変えたい場合のやり方を説明します。
一度mt-load.cgiを実行するとMovable用にデータベースを書き換えて用意します。そのため再インストールを試みてもすでにデータベースがあるため誤って大事なデータベースを上書きしてしまわないMovableTypeの仕様によりここで再インストールが止まってしまいます。これを回避するにはMySQLのデータベースを削除して空にして再インストールするかMySQLを使わないで運用するように変更すれば良い訳です。J-NAVIでMySQLのデータの削除をする方法は別に説明しているのでそちらを読んでください。ここではMySQLを使わないで運用するように変更してみます。
□上のMySQLのデータベースを使わない場合の記述の説明に従ってmt.cfg を以下のように変更します。
# DataSource ./db
ObjectDriver DBI::mysql
Database AAAA
DBUser CCCC
DBHost BBBB
の部分を
DataSource ./db
に修正。これによりデータベースはMovableTypeをインストールしたディレクトリのdbフォルダに作成されるようになります。
□一度目のインストールで削除していたらmt-check.cgiとmt-load.cgiを再アップロードします。
□データベース用のディレクトリ”db”フォルダをFTPソフト等を使ってmtディレクトリ以下に作成しパーミッションを”777″にします。
例:http://www.tamaky.com/mt/db
□このままだと新規インストールにならないのでmtディレクトリの名前を変更します。ここではblogに変更しましょう。FTPソフトでサーバーにアクセスしmtをblogに変更します。
□今mtフォルダの名前をblogに変更したので再度mt.cfgをテキストエディタで開いて
14行目あたりのblogへのパスもmtからblogに修正します。
例:CGIPath http://www.tamaky.com/mt/
を以下のように修正。
CGIPath http://www.tamaky.com/blog/
□上のように記述を修正したmt.cfgを再アップロードして上書きします。
□これで再インストールの準備が整いましたので再度mt-load.cgiを実行します。
□すると今度はデータベースがblogをインストールしたディレクトリのdbフォルダに用意されます。
パスで書くと以下の場所になります。
例:http://www.tamaky.com/blog/db
FTPで開いてみるとたくさんのファイルが増えているのが確認できると思います。
これでデータベースの準備が整いました。
あとはいよいよMovableTypeを使ってみましょう!