あだたら高原野営場

070603
 昨日今日と安達太良山のふもと標高700mの高原にある二本松市の管理するキャンプ場へ。無料!要電話予約。あだたら高原野営場


070603
 カミさんと僕と愛犬の2人と1匹の日程を合わせるのが大変。愛犬はどちらかというと有無を言わさず連れて行かれるんだけどカミさんとは数週間前から目標の日に向かって万難を排す体勢で日程を調整。それでも月に1回を確保できるかできないか。今回はなんとか出発できた。軽の1BOXのパッキングはこんな感じ。
070603
 後部座席の隙間に荷物を詰めて犬用のシートをひけば愛犬の座席のできあがり。以前、買ったばかりのテントシートを爪で穴だらけにされたので木のすのこをひく。このすのこはテント内の靴脱ぎの時に欠かせない便利アイテム。
070603
 国道4号線を南下して現地到着。道路に平行に駐車場。柵の奥がキャンプ場。ここもオートキャンプサイトではないので車の乗り入れはできないのでキャリーで荷物を運ぶ。見えている僕の車の後ろに生えている木の下にテントを設営。
070603
道路から見たところ。
070603
 11時頃、設営が終わったところ。この時点では我が家だけ。(この後、続々オートキャンパーとバイクキャンパーがやってきた)バーベキューセットに火を熾す。
070603
 先日のキャンプで現地で薪を拾って焚き火をしている達人を見て、あーなるほどと思った僕は早速実行。木の下を歩いてみると折れて落ちた枝が結構あるので愛犬の散歩を兼ねて集める。
070603
 バーベキューセットの火が良い感じになったので昼食を作った。今回はパエリア。パエリアはカミさんも僕も大好物。参考にした本(大満足のバーベキュー料理80―焼き方にコツがある!だから、うまい!!)に専用の皿を買う前に広く浅い鉄板はパエリアに適している、と書いてあったので挑戦。結果は、スペインで食べたものには及ばないものの日本で食べたパエリアの中では一番旨かった!
070603
 あんまりパエリアが旨かったのでパエリアに使った白ワインがコップ1杯余ったので乾杯したら昼間のワインにやっつけられたカミさんは愛犬と死んだように爆睡。
070603
 その間に僕は集めた薪を鉈で太さ別に切り分けていく。
070603
 汗をかいたので道路をはさんだ向かいにあるスカイピアあだたらの温泉に歩いて入りに行く。500円。風呂上がりに嬉しい生ビール。350円也。
070603
 交代でカミさんが温泉に入りに行っている間にダッチオーブンで蒸し鶏。切ったニンニクの木口で鶏肉にぬりつけ塩胡椒し良く焼いたダッチオーブンで皮付きの鳥に焦げ目をつけたら焦げ付き防止の網をひいて鳥肉、小さな皮付き新ジャガ、皮付きニンニク、皮付きタマネギ、にんじんを蒸し焼きに。フタの上にも炭火を乗せる。
070603
 カミさんが温泉から帰ってきた頃ものすごく良い香りがダッチオーブンから漂う。でも、レシピではこれからまだ60分、火にかけるとあったのでじっと待っていよいよフタを開けたらご覧の通り全て炭になっていました。ダッチオーブンの料理は適当な手順で適当にやればごちそうが出来ると言われてるのに。。。
070603
 悔しくて試食してみたけどやはり駄目。パエリアで浮かれてメインディッシュは大失敗。落胆の色を隠せない期待していたカミさん。ごめん。
070603
 非常用に入れていたアルミホイルの皿付きのポップコーンを泣きながら煎る俺・笑
070603
 結局、ポップコーンと非常食のカップラーメンとチーズが夕食になりました。
070603
 夜、キャンプ場で集めた薪で焚き火。アウトドアの料理は調理器具の進歩もあってある程度は家庭で作るように調理できる。この焚き火こそキャンプをキャンプたらしめている最後の要素かも。火を扱うって経験の無い人とそうで無い人では全然違う。焚き火の無いキャンプは寂しい。ビールの無い焚き火も寂しい。そして夜は更けていった。
070603
 このキャンプ場はバイクキャンパーが5組。ソロ用の低いテントがオートキャンパーとは違う。それにしても。昨晩、夜の12時近くになってキャンプしている人のところへ待ち合わせのライダーがふたりエンジンの爆音を響かせヘッドライトを照らしてキャンプ場に乗り入れしばらく大声で話をした後また爆音を響かせ出発していった。朝方も早く出発して距離を稼ぎたいのか早朝4時30分にキャンプをしているみんなを爆音で起こして出発していった。友達のバイク乗りは家に泊まりに来るときは近所でエンジンを止めて押して来るからそれが当たり前と思っていたんだけど世のバイク乗りは夜中であろうと自分の愛車のエンジン音を聞かせたい人種だということを知った。
070603
 それだけではなく昼間からずっと大きなエンジン音とブレーキの音がキャンプ場に響き渡っていてうるさいなぁと思っていたが夜になれば静かになるだろうとたかをくくっていたらなんと一晩中爆音が。実はすぐ近くのサーキット24時間耐久レースが行われていたようだ。いやはや今回は車とバイクのライダーにやっつけられました。
 前回に続いて睡眠不足の中の朝食。なかなかお気に入りのキャンプ場が見つからない。僕は愛犬を連れて行けて、夜は普通に静かに眠れて、焚き火が出来るキャンプ場なら文句はないんだけど。。。
070603
 撤収して11時に帰路につく。出発してすぐ牛乳から手作りで作ったアイスクリームの看板。
070603
 個性的、本当の手作り。ご馳走様でした。
070603
 道に迷って東北サファリパークの前に出てしまった。愛車で乗り入れて野生動物を見るのは面白いかもしれないが愛犬が発狂すると困るのでスルー。
070603
 夏に妹家族と合同キャンプをするためにあちこちのキャンプ場に行ってるのだけ未だ良いところが決まらず。キャンプ場で一緒だった家族の方にいいよ〜と教えてもらった「郡山市高篠山森林公園」を下見に行く。素晴らしいロケーション、530円という安さ。小川も流れており素晴らしい環境。いいかも。でも焚き火禁止でがっかり。
070603
 近くの猪苗代湖に寄る。
070603
 水がきれい。
070603
 お昼をとっくに過ぎていたのだけど食事をとれるような店がみつからない。湖の東側は観光地化されていなくて素朴なんだそうだ。
070603
 椅子も火もカップラーメンも持っている事に気が付いてお店には入らず湖畔でお湯を沸かして夏のような日差しの中遅い昼食。
070603
 国道115号線で山越えで帰ることにする。途中、柏屋で薄皮まんじゅうを買う。小さい頃おばあちゃんが良く買ってきてくれた思い出のまんじゅう。
070603
 キャンプ道具一式とカミさん僕と愛犬を乗せた1BOXカーは苦しそうなうめき声を上げるが景色は最高。
070603
 ただ標高1000mを越える辺りから雲の中に入り見通しが悪くなる。道の駅「つちゆ」も雲の中。でも観光バスでいっぱいだった。見にくいけど標識は鹿のマーク。「動物に注意」
 その後無事、山を下り帰宅。