フリーダム・ライターズ

09042601.jpg 昨晩カミさんとDVDで「フリーダム・ライターズ」を観た。これが実話だと言うことに驚かされる。しかも記憶に新しいロス暴動の頃の話。でも、もう少し感動的な映画に出来たのではないかと思った。ベストセラーになったという「フリーダム・ライターズ」を元にしたため多くのエピソードを2時間にまとめるため削らざるを得なかったところが多かったせいだろうか。若者の変化こそがこの映画のキモなのだから、そこをもう少し重点的に描いたら印象が変わったのではないだろうか。出来上がった組織を守ることに価値を置く人間と新しいことをしようとする人間との価値観のぶつかりはいつの時代にもあるのだから新任教師の新しい仕事を押さえつけようとする教科主任や校長とのエピソードにかける時間をもう少し削ってでも例えばエヴァのエピソードを掘り下げても良かったのかも。それにしても灰谷健次郎の小説でもそうだけど生徒を変えるほどのエネルギーを得るには自分の家庭と両立するのが難しいのだろうか。この実在の先生も生徒の人生を変えることは出来たけど自分は離婚。自分がこの先生の夫だったらどうするのだろうと思ってもう1回最初から見直して寝るのが3時過ぎになってしまった。
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 で、今朝は愛犬小春と共に大寝坊