梅エキス作り

 我が家の常備薬「梅エキス」をカミさんとお母さんが手作り。
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 この土鍋にたっぷり一杯あった青梅の果汁をひたすら煮詰めるだけ。皮ごとミキサーにかけて果汁だけを搾り取ります。(残った果肉はジャムにすると言ってます)作業は単純でも梅の種取から初めて半日がかりの大仕事。
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 梅エキス作りする、と言ったら同じ部落のお百姓さんが梅の種取の道具を貸してくれた。はさむだけで取れる。これは便利。同じモノをふたつ作るようカミさんに命じられました・笑
 昔、ロシアで栓がきちんと閉まっていなかったと思われる日向に置きっぱなしの瓶ビールを買ってしまい、飲んだ途端に猛烈な下痢に襲われ立っていることも不可能になって寝込んだことがある。その時カミさんが何かの時に飲むように荷物に入れてくれた梅エキスのことを思い出し半信半疑でなめてみた。普段梅干しも食べられない酸っぱいモノが大の苦手な僕がその時だけは梅エキスが甘く美味しいものに感じた。そしてみるみるうちに体調が復調。あの時の「おいしく甘く感じた」梅エキスの味は二度と味わうことが出来ないけど(それほどひどい体調だったのだろう)今でも疲れたり風邪のひきはじめなんかに小指の爪ほどの梅エキスをなめてます。