草刈問題

 朝、5時30分に集合して部落総出で草刈り。部落中の田んぼの大小全ての用水路脇の雑草をみんなで草刈り機で全て刈り倒す。
 ただ。マスクをしていたのは僕だけだった。庭の雑草の上でさえ0.8μSvもあるのに。一緒に草刈りをした人や親しい人にはその事を話してマスクをした方が良いですよ、と話す。「わかってるんだけど仕事にならないんだよなぁ」というのがみんなの反応。確かに。この暑さの中でマスクをして肉体労働するのはきつい。
 僕は石を彫るのでその時は真夏でも簡易ではないマスク(と防護メガネ)をして作業する。ものすごい粉塵が出るのでそれを吸うと肺に入って一生とれず「珪肺」になってしまうから。だからマスクをして仕事することの準備はできていた。自慢にもならない悲しい話だけど。でも、石を切ったり削ったりしたときにもうもうと立ち上がる石の粉は吸ったらやばい、っていうのは誰でも見ればわかるし実際、吸えば苦しいしマスクをしていても家に帰って鼻をかめば鼻の中や口の中がじゃりじゃりするのは気持ちが悪くて怖い。でも粉塵は放射線と違って見えるから対処できる。。。
 ただ、庭の草の上で0.8と言ったら、みんなが即座に「おお、それは高いっ」と反応したのは1ヶ月前と全然違う。ここら辺の最近の値の0.3がすでに低い数値ではないことはみんな認識している。
110612
 草刈りは8時には終了。愛犬小春の昼の散歩の時にはどこまで行ってもきれいに草が刈られている。
110612
 暑いせいか老人のような足取りだけど楽しそうだ。