何が最悪の事態?それは何も変らない事

 参加している反原発系のメーリングリストで素晴らしい動画を紹介されたので転載します。
二ユーヨークから、日本全国へのがれき拡散反対の運動を繰り広げているともいさんという方が、インディアンポイントの原発の停止に関する公聴会の状況を、日本語字幕入りで送ってくれたものだそうです。

ニューヨーク市で、インディアンポイント原発を停止する可能性について話し合う公聴会が開かれました。
オキュパイウォールストリートで使われてから有名になった”マイクチェック”です。
公園を占拠してた時はマイクを使ってはいけなかったために出来上がったスピーチシステムです。
マイクチェック!とだれかが叫ぶとみんなで後に続きます、それで遠くの人までメッセージが聞こえるということです。
それが最近ではこういう場所で会議などを一時止めてしまい、こちらのメッセージを伝える方法として全米で使われ出しています。
これを見ていて大阪府のがれきの検討会議でこれしたかったなああと思ってました。。。
カメラが一斉に彼女を撮影してるのを見て、感動してカメラを持つ手が震えました。


「日本にもたらされた惨状を見たのです。だから原発にNoと言います。」
僕には当たり前に思えるこのシンプルなメッセージが惨状の現場、日本では大きな声にはなっていません。
動画の中で彼女はこうも言っていました。
「We are 99 %!!」
ウォール・ストリートのデモで皆が口にしていた言葉ですね。一部の人間の利権のために多くの人間が困難な状況に追い込まれているのは全く同じ。
原発いらない!と思っている人が99%いるとは、この国では残念ながら今はまだ言えないけど。

♪ ♪ ♪

 昨晩、聴いていた曲も貼っておきます。
    何が最悪の事態?それは何も変らない事

 自分の周りの人に原発がいらない、そう思う人をみんなで一人づつ増やしていこう。
 お前には何ができる
【2012/01/18:追記】
-何が最悪の事態?それは何も変らない事-
 毎日、聴き続けている。
歌詞も噛み締めながら。HIBIKILLAのブログから転載。

(chorus)
何が最悪の事態 それは何も変わらないこと
わからないじゃ済まされない
最悪の事態 は今まさに進行中
お前には何ができる
(v1)
きっと一生忘れられない  忘れたいけれど忘れちゃいけない
天災は天災これは人災  メルトダウンするどす黒いインサイド
報道の自由なんてないから  本当の情報なんてなくて
ただちに影響はありません  が十年後の安全は未確定
ほう・れん・そうが足りてねーだろ  枝野も食えよカキナ、コウナゴ
西日本のものならどうなのって  海外から見れば同じこと
もうあの故里に戻れない  から復興や復旧じゃもの足りない
自分たちの未来  作れなきゃ意味ない
(v2)
エコやロハスとはいっちゃいない  ただ翻訳できない「もったいない」
電気がないから元気がない  とか空気で自粛や延期はない
不謹慎より盛り上げるシーン  募金よりまわす売上金
火力地熱も回すタービン  空の清志郎も漕いでる車輪
削除されてくプロテストソング  防止すべき再アップより再発
今日も圧力が深刻な隣国と容器も気にして陽気にデモる
新しい法が必要  誰が本物の議員に実業家
真実は不都合か 新時代をつくろうか

iTunesで買いました
 なんて素晴らしい歌詞だ。