脱原発テント

 美術展のはしごはふたつしかできなかった。もう少し行くつもりだったのだけど。帰る前にもう一箇所行っておきたいところがあった。経済産業省前テントひろば。脱原発テント。
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 直接、応援と感謝の気持を伝えに来た。原発事故直後、勉強会などで時々お会いしていた方がテントに詰めているのだけど、今日は来ていないとのことで会えなかった。
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 地下鉄の出口にも私服らしい男性が3人、階段を見下ろしていたし交差点にはバリケード。小さなテントで年配の方が心に燃やした炎は見せずに静かに座っているだけなのに、一種異常な光景だ。姪っ子とのデートの最後に訪れる場所には不似合いな雰囲気が作られていた。
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 僕等を、東北の人間を被曝させた原子力発電所。コントロールすることが人の手に余る危険な力で電気を作る必要は無い。意味が無い。事故が収束していないのに動かそうとするところには人間性のかけらもない。東北の人たちをナメている。馬鹿にしきっている。
 電気が足りないことと、原子力発電所を再稼働することとは全く別の話。(しかも電気が足りないという話には多くの嘘が含まれている)