映画「世界の果ての通学路」を見た。
東京に来た時はいつも、ギャラリーや美術館を駆けるように見て回るけど今年のお盆は渋谷でカミさんとデート。チョコレートドーナツを見に行った時の予告で、どうしても見たくなった。アップリンクを目指す。
友だちに会う場所、行きたい美術館、映画館、カフェ、レストランをGoogleマップでマイマップにまとめるのが、実際に出かける前のお楽しみ。方向音痴の僕はその地図で iPhoneに道案内してもらう。東京でタイミングがあったら誰かお茶に付き合ってね!
— 山中 環 (@tamaki) 2014, 8月 12
道案内はいつもiPhone。
素敵な絵が描かれた建物を過ぎると
黒御影石の彫刻があった。
風鈴が涼し気な音を奏でていた。
初めてのアップリンクの映画館。映画館というより誰かの家にお呼ばれしたような感じ。平らな床。壁には本棚もあるし50席位の色んな椅子が並んでいる。前の方はソファのゆったりして仰向けに寝るような椅子。後ろの方の僕らが座った椅子はバーカウンターのように、椅子に足をかけて座るような椅子だった。
世界には学校へ行きたくて行きたくてたまらない子どもたち、勉強がしたくてたまらない子どもたちがいる。彼らは今日も何時間もかけて通学という冒険の度に出発する。心から子どもたちにがんばれと言いたくなる。未来が輝くものであって欲しいと願う。最後にそれぞれの地域の子どもたちが将来の夢を語っているのを見てもう涙を我慢できなかった。夢。そうだ必要なのは、夢だ。
映画が終わって照明がつくまでの間に急いで涙を拭った。とても良い映画だった。