住宅の除染

先日、市から1枚のお知らせがきた。住宅の除染計画。
行政区で数件の代表住宅を決めて測定し0.23μSv/h以下だったらその行政区は除染しない。0.23μSv/hを超える住宅が1戸以上あったら該当区を全戸調査。
そのやり方は汚染は地面にあるのに、相変わらず地上1mを図るというごまかし。しかも測定箇所は敷地入口、玄関前、駐車場、庭、最大5地点という意味の無さ。どこかが0.23μSv/h以上でも他の低いところも全て合わせての平均値で判断するという。この3年半でアスファルトやコンクリートなど雨水で現れやすい所はすでに放射能が移動して数値は低くなっている。だけど放射能がたまりやすい、もしくは低くなりにくい場所が家の敷地内にも点在している。いわゆるホットスポットだ。そのホットスポットを除染する気が全くないのがよく分かる通知だ。

市内全域で1,000戸程度の調査を実施するというけど、このやり方だったら全てが0.23μSv/h以下になるのはわかりきっている、なんのためにやるかも。

角田市民放射能測定室でRadiを借りてきて久しぶりに我が家のホットスポット、屋根からの雨水がおちるところの玉砂利の上で測ってみた。

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これが現実。なんで、せめてホットスポットだけでも除染してくれないのか。