仕事場タイムラプス

今日の午前中、仕事場でタイムラプス撮影をしてみた。初めてのタイムラプスも仕事場だったけど今日は仕事をしている自分の方にカメラを向けて。

画面の右の方で、作業のじゃまになる三又の位置をひとりで変えてから、伊達冠石を割る作業をしています。圧縮空気で回す道具で石に穴を開けてセリ矢で割っていくのですがコンプレッサーが非力なので必要な圧縮空気が足りなくなると、タンクに空気がたまる間、左のテントの下で石を彫ってました。テントの下で作業しているときはテントから粉塵が、外で石に穴を開けているときは画面左から粉塵が上がってます。いずれにしても客観的に見ると体に悪そうな仕事だな。

インターバル20秒、518枚の写真。約2時間30分のところでカメラの電池切れで終了。

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こんな風に細い穴を開けて、セリ矢という道具を穴に入れて叩きます。

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パッカーン。

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伊達冠石という玉石の、卵の殻に当たる部分に泥のようなものがついていて、その部分を活かして一輪挿しなどの花器を作るので、仕上げの形を想像しながら一番効果的に石の肌が残るように計算しながら割っていきます。

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穴を開けてはセリ矢で割ることを何度も繰り返して、大きくて重くて運べない石をテントの下で作業できる大きさまで分割していきます。

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タイムラプスでもレンズに水滴が付いたりしたけど、晴れているのに雨が一日降り続きました。

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iPhoneでセリ矢で割るところを撮ってみました。タイムラプス(Hyperlapseで撮影。速度×2)

午後、仕事場に向かうとき紅葉がワイパーにひっかかった。

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こんなに晴れているのに雨がいちだんと強くなり、しばらく車の中で雨宿り。

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寒いので様子を見に来たというカミさんとポットの温かい紅茶でおやつを食べていたら、仕事場にお客さん。めったに無い事。どこかで会ったことがあるのに思い出せない。「思い出すまでここにいますよ」と笑う彼は僕が右手を大やけどした時に、それまでtwitterでしかやりとりしていなかったのに、火傷にすごく効く薬を持っているから使って、とわざわざ待ち合わせをして持ってきてくれた時に会った彼だった。(リンク先の動画の4日めにテーブルの上にその薬の入った丸いケースが写ってます

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外で立ち話していたら寒い寒い。相変わらず小雨は降り続いているし。とても話していられない。彼の軽なのに広い新車に暖房を入れてもらって話す。火傷の時以来だ。車屋さんが本業なのでタイヤ交換のシーズンなのでいろいろ聞いて、いろいろ教えてもらった。タイヤには全て製造年月日が書かれているの事を教えてもらったのは便利。忘れないようにメモしておく。こんな4ケタの数字があったら最後の2ケタが西暦の下2ケタ。僕のタイヤの場合は2012年。その前の数字(14)はその年の第何週に作られたかを示しているという。この写真は14週め。

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同い年。今度、ゆっくり話そうと約束して別れた後、作業の続き。ある程度割った石を今度はダイヤモンドカッターと薄い金属の板で割っていく。

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ダイヤモンドカッターで切れ目を入れたら、薄いクサビ状の金属を打ち込んで割る。

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今日の成果。これだけあればしばらくは大丈夫。雪が降ってもテントの下で作業できる。