保谷駅

友だちが始めたおにぎり屋さんにくるために20数年振りに降りた保谷駅。世田谷区から四国の徳島市へ転校してから、また東京に帰ってきて中学2年から8年間暮らした街。でも何年振りだろう。20年以上は来てない。保谷市という名前すら合併で西東京市と名前を変えている。駅前は高いビルだらけで昔の面影はゼロ。駅の横にSEIYUが繋がっているのだけが高校の頃と一緒だ。だけど高校の頃、部活帰りに立ち食いそばを食べたりアメリカンドッグを食べた店も跡形無い。

14122906

高校の友人らと昔話で盛り上がるカミさんを残して、僕は昔住んでいたところまで散策する。住んでいた建物は無くなっていた。近くのお店は看板だけ残っていたけどシャッターが閉まったまま。今でも、これまで飲んだ中で一番美味しかったと思うココアを飲みに通っていた駅前の喫茶店”SWING”も、僕の耳をハサミで切って血だらけにした床屋も、入り浸っていた本屋も無くなっていた。大学3年の終わりに初めてヨーロッパの美術館を巡りに行くときに、家(のあった場所)から母親と一緒に駅まで歩いて、見送ってもらった。2ヶ月弱のヨーロッパ旅行の間に、家は八王子に転居したので、その時に見た保谷駅が僕の思い出の中の駅。

14122905

大勝軒だけは場所を変えて残っていた。

14122907

僕は、桂花の方が好みなので新宿まで出て太肉麺。桂花、食べ納め。

14122908

観たい映画は時間が合わず、見たい美術展は全て正月休みに入っているか終わってしまったので、世界堂本店へ。日本画の絵皿や顔料、金箔などを買う。

14122909

新宿伊勢丹のショーウィンドゥがベルサイユのばらのキャラクターで埋め尽くされていた。キャラクターが組み込まれた花札で飾られていて楽しんだ。(ショーウインドーは1月20日までだそうです)