AERAを買った。高遠菜穂子さんが現代の肖像に取り上げられていたから。
2004年4月7日にイラクで武装勢力に拘束された3人の日本人のひとり。あの時、好きで危険なところに行った奴らを救うことはない。専用機で迎えに行く必要はない。そんな事に税金を使うな、というの世間の人たちの声に吐き気がしていた。でも国民の安全を守るのは国の大切な仕事なんだから国はそんな意見を諌めるかとおもいきや、政権をとっていた自民党の人たちは世間の「自己責任」の声に乗っかっていた。あ、僕が暮らしているのは、そういう国なのかと薄ら寒く思ったことを思い出す。
その7ヶ月後には実際に日本の若者がイラクで殺された。あの時、若者を非難した人とは友だちになりたくない、という思いは変わっていない。
そして今でも「自己責任」とか「国民の安全を守る」と声を張り上げる人の多いこと。カッコイイこと言って、耳に心地いい言葉を乱発してるけど、今日の政府は臨時閣議を開き、集団的自衛権の行使を可能にすることなどを盛り込んだ安全保障法制の関連法案を閣議決定した。
国民を縛るのではなくて権力者がやりたい放題に権力を振るうのを止めるための憲法が飾りのようになっているこの国で。
高遠菜穂子さんの(きっと、あえて)組織に属すること無く、ひとりでやれることをやる。信仰を持たない者にとっての「祈り」のような活動はまさに「自己の責任」で行う尊い活動だ。
高遠菜穂子さんが届けてくれる情報やニュースはこれからも出来るだけフォローしていきたい。
政府のいう「後方支援」は、世界では「兵站」(ロジスティックス)という。新「ガイドライン」も、和文は「後方支援」だが、英文は全て「Logistic」。なぜ素直に「兵站」と訳さない?「兵站」と訳すと武力行使と一体とみなされるからか?「兵站」に後方も前方もない。ごまかしてはいけません!
— 志位和夫 (@shiikazuo) 2015, 5月 12
安倍首相が原発事故前に「全電源喪失はありえない」と地震対策を拒否していた
全電源喪失はあり得ない、と答弁したその口が言う
「アメリカの戦争に巻き込まれることは絶対にありえない」
首相会見 法整備の必要性に理解求める
http://t.co/fOV6WGgKjP pic.twitter.com/hVwOLYrmyI
— タニ センゾー (@Tanisennzo) 2015, 5月 14