昨日の、モクモククモクモの名残が残る朝の空。
白鳥もそろそろ旅立ちのときだな。
2日めの大根菜。もりもり盛り上がる。春も近いし。
空が明るくなってきた。
午後の仕事へ向かうときに、久しぶりに高蔵寺に寄り道した。
杉の大木が門のように構える奥に立つ、茅葺きの高蔵寺。(国指定重要文化財)
仕事場のすぐ近くに国の重要文化財があっていつでも寄り道できる幸せ。
自然石の敷石に立つ。石の風情と苔にうっとり。
仕事場へ。昨日の生ぬるい仕事場とはうって変わって、手が凍える。
曇だった空は午後晴れて来た。寒いけど光がもう冬じゃない。
仕事場の空。
キリの良い所で日没前に仕事を上がって車で10分の家に向かって走っていたら
最近、日没まで仕事場にいるので、日が沈む直前の田んぼの景色を、見ていなかった。陰影が濃くなってドラマティックになるその一瞬。
思わず家路を外れ、田んぼの中の道に突っ込んで写真を撮る。30mはあろうかという自分の影。太陽の反対側の地平線から影が放射状に伸びている。天使の梯子はよく見るけど、地面からの放射状の影ってなんだろう?
放射状の光と影。ずいぶんと大きい。見た人いるかな。
家の近くにいるのに、大空がドラマティックに変化して、夢中になって写真を撮っていて帰れない。
やっと家に戻ってきたら、家の前でパステルブルーとパステルピンクがミルフィーユのように重なる雲が東の空に広がっていた。まるでオーロラのようで、思わず風邪気味のカミさんを家から引っ張りだして見せた。風邪が悪化してたら明日怒られるな。そしてオーロラのよう、なんて言ったけどオーロラを見たことありません。すみません。
西の空は沈みゆく太陽の周りが黄金に輝いていた。
うっとり。動画でも撮ったけど、哀しいくらいに違う色でしか撮れなかった。
キリがないので、田んぼの用水路に反射する夕焼けを撮って撮影終了。
最後に家の庭の木を撮って玄関を開けた。大空で広げられたカラフルな色彩のスペクタルショーだった。今日も幸せ。そしてさらにこの後も幸せな事は続くのでした。