寺岸堂での写真撮影

朝靄と梅の花。

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仙台へ。今日は長い一日になる。まずは腹ごしらえ。

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シェ・アルモニでランチ。豚肉のバスク風。肉もソースの野菜も添えられた野菜のひとつひとつまで美味しい。

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このプリンより美味しいプリン、知らない。

寺岸堂(寺岸写真事務所)へ。
イチローさんの個展で初めてお会いして、Facebookで写真談義で盛り上がり、先日、三越の展示会に来てくれた寺岸さんに彫刻作品の「ブツ撮り」と「ポートレート」の撮影をやりましょうよ、と提案していただいた。作品の撮影をプロに頼みたいけど、なかなかその余裕が無いから、いつも自分で撮っている。よく磨いた黒御影石はまわりのものを写し込んでしまうから、なかなか撮影もやっかい。「ブツ撮り」はなかなか大変。それを撮りましょうよ!とプロに言っていただいて楽しみにしていた。作品3点を積んで寺岸堂に到着。「3度目まして」のごあいさつ。三越での展示会の際に寺岸さんと一緒に初めてお会いしたジャズピアニストの栃原さんもいらっしゃって「2度目まして」のごあいさつ。

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撮影のセッティングをしているときに、栃原さんに「いつか演奏を聴きたいと思ってます」と話したら、撮影のバックグラウンドにJAZZを演奏してくれるといってすぐに弾いてくれた!撮影してくれてる寺岸さんと演奏してくれてる栃原さんを見てる俺。何、この幸せな時間、幸せな空間。

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栃原さんは、次の仕事で出かけるまでの間、何曲か弾いていただいた。うっとり。ありがとうございました!

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寺岸さんのセッティングの早さと、撮影の早さにも驚いた。数え切れないパターンを持っていて、作品を見て今回はこのパターンと頭の引き出しから出したライトのセッティングをしたのだろうか。

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広い広いスタジオにはこれほどの音響設備を備えているところは、そう無いだろうと思われる、僕の身長を遥かに超えるスピーカーが設置されていて撮影の間中、ジャズが流れていた。先日の展示会におふたりが来てくれた時に、僕が昔ピアノを習っていて、ジャズを弾いてみたくてオスカー・ピーターソンの「イパネマの娘」を書き起こした楽譜を買ってきて練習したけど全然弾けるようにならなかった、って話をした、まさにそのLPがテーブルに置かれていた。きっとたくさんのレコードの中から探してさりげなくテーブルに置いてくれていたんだろうな。
そして今日撮影していただいた3点の作品とポートレートを味わいのある紙に焼いていただいた。

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石彫:Yamanaka Tamaki(c) 「HA RA MU」 赤御影石 14(w)×14(D)×38(H)cm
撮影:Teragishi Kouichi(C)2016

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石彫:Yamanaka Tamaki(c) 「軽やかなダンスのためのすきま」 黒御影石、白御影石、桜 48(w)×26(D)×65(H)cm
撮影:Teragishi Kouichi(C)2016

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石彫:Yamanaka Tamaki(c) 「Border」 黒御影石、塗料 31(w)×24(D)×10(H)cm
撮影:Teragishi Kouichi(C)2016

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撮影:Teragishi Kouichi(C)2016

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撮影:Teragishi Kouichi(C)2016