今日が初日のスギサキマサノリ展 [宮城レポート2016.3.11]へ。
震災の後、宮城レポートと題して「東日本大震災の記憶」をテーマにした作品の発表を続けている。
この写真は会場のSARPの公式サイトから。実際の展示はこの写真と一カ所だけ違うところがあって、それが更に作品の意図を明確にしているように感じた。
作品が素晴らしいのはもちろんだけど、ギャラリーの会場にこれだけの大きさの石を入れて展示したことにも驚いた。昨年末の小さな石との対比も面白いほど今回の石は大きい。空間に作品がとてもマッチしているから、普通の人にはその驚きがわからないかもしれないけど、石を扱っていてその重さを実感している者にとっては、エントランスをどう入れたか、部屋まで運び入れた後、どうやって設置したか、ちょっと驚く。作品の大きさに対する入り口の狭さと天井の低さから考えても。そして全部教えてくれた。それにしても、すごい。
日曜日、3月13日まで 11:00〜19:00（最終日は17:00まで）
―恐い・・・でも良い！―「ＫＯＷＡＩＩ展」
次々といろんな企画で楽しませてくれるギャラリー。今回は「恐い」がテーマ。でも引き込まれる。とても面白い企画で見応えがあった。今回の企画は若い人の来場者がとても多い、というのも肯ける。若い人は「KOWAII」ものまで「KAWAII」ととらえてしまうのかも。
3月8日（火）まで、10:30〜18:30（最終日は〜16:00）水曜日定休
ライフスタイル・コンシェルジュで佐々木洋子作品展「戯画を楽しむ」を見た。鳥獣戯画から抜け出してきたウサギやカエルや猿が、仙台の街を闊歩していて楽しい。
3月30日（水）まで。