基地反対リーダー勾留5か月、国際人権団体が批判 https://t.co/NreFM2vfRk
— 山中 環 (@tamaki) 2017年3月9日
「有刺鉄線一本切っただけの男が130日間拘束され、8億円・見たこともない額の金をちょろまかしたやつが偉そうにふんぞり返ってる!! こんな世の中・こんな国おかしいだろうよ!?」大袈裟太郎が国会前で叫ぶ!! ~森友10万人デモhttps://t.co/ukFMyupD0F
— 山中 環 (@tamaki) 2017年3月13日
言いがかりの不当逮捕だったから、すぐ釈放されると思っていたのに、いまだに釈放されないという現実に驚く。人権を軽視する政権の権限。
沖縄のことだ。人ごとだ。これは、そう思っている僕らの明日の姿だ。美しい国って、こんな国のことだったんだ。
安倍政権が見捨てた福島・飯舘村から悲痛な叫びを『報ステ』が報道「東京が1mSvなのに、なぜ福島は20mSv?差別でしょ」 https://t.co/GzmWeWm6fn @litera_webさんから
— 山中 環 (@tamaki) 2017年3月10日
撤退の理由は、「5年経ったから」
会見をやめる理由は、「6年経ったから」
凄まじい理由だなぁ。命懸けで行かされていた人々とその家族の心、
命や家族を失い家や土地を追われて未だに元の生活に戻れない過酷な状況の大勢の人々の心に微塵も想いをいたさない、保身と増長と私的執念の最高権力者。— 松尾 貴史 (@Kitsch_Matsuo) 2017年3月10日
忘れるな!福島原発事故の主犯は安倍晋三だ! 第一次政権時に地震対策拒否、事故後もメディア恫喝で隠蔽… https://t.co/9mlJ7KvNM7 @litera_webさんから
— 山中 環 (@tamaki) 2017年3月11日
議会に響く妻妻妻。
「妻はですね。妻は、私は公人でありますが、妻は私人なんですよ、それで。いちいちですね、その妻の、妻をまるで犯罪者扱いにですね。そんなことをやるのは極めて私は不愉快ですけどね。極めて不愉快ですよ。本当に……」 https://t.co/q02VZGbXfo— 清水 潔 (@NOSUKE0607) 2017年3月12日
答弁で「不愉快」とか言ってるけど、おまえが不愉快かどうかは関係無い。事実関係を確認してるのであって、感情を論議してない。ていうか、おまえのせいで日本全国、津々浦々、将来にわたって不愉快なことだらけ、な事はどうしてくれると。。。
— 山中 環 (@tamaki) 2017年3月12日
東京新聞が凄いというので買ってきた。
七回忌の今日、関東から去った人、日本から去った人、この世から去った人、人それぞれの7年目。
6年前の今頃はまだ誰もが普通に生活をしていた時間。#福島第1原発 #311「苦しみの根源 ここに」 pic.twitter.com/67PxsJMHby
— ✳︎nori✳︎ (@n0ri_tiki) 2017年3月11日
先日、国会の公聴会で山本太郎議員の質問に答えていた態度と内容が素晴らしく心に留めていた慶應大学経済学部 井手英策教授のスピーチ、放射能事故の時に見た、人のために研究を使わない学者達と真逆。多くの人に見てもらいたい。https://t.co/h9kU4z72IY
— 山中 環 (@tamaki) 2017年3月13日
僕の中では原発事故なんて無かった事にします宣言。
<福島知事>安倍首相式辞に違和感 「原発事故」文言使わず(毎日新聞) – Yahoo!ニュース https://t.co/vctNnofEaa #Yahooニュース
— 山中 環 (@tamaki) 2017年3月13日
福島県でオリンピック競技をやりたいなら、原子力緊急事態宣言を今すぐ解除せよ。風評被害だとマスコミが騒がないのはナゼか? https://t.co/6rsM91zAS3 @JunIwasaki2さんから
— 山中 環 (@tamaki) 2017年3月13日
もしかして、原子力緊急事態宣言が解除されてないのみんな知らないのか?原子力緊急事態宣言が解除されない国でオリンピックするって言ってるんだよ。
人間や生命という言葉に「 価値 」という言葉をつなげるべきではない
2016年度 自由の森学園高等学校 卒業式 校長の言葉 https://t.co/KWZv0ieALD
— 山中 環 (@tamaki) 2017年3月13日
卒業生のみなさん 卒業おめでとうございます。
保護者のみなさん、お子さんの卒業おめでとうございます。
そして、これまでの学園に対するご支援とご協力に感謝申し上げます。自由の森学園において授業というものの持つ意味は深く重いものだと思っています。
ここで話すいわゆる校長の言葉も、みなさんにとっての最後の授業というつもりで私は臨んでいます。私は昨年の夏からずっと「 生命( いのち )の重さ 」について考え続けていました。
昨年の7月に起こった相模原の事件、何の罪もない無抵抗の障害者の方々19名が犠牲になり、
また多くの方々が深い傷を負い、そしてまた、私たちの社会に大きな衝撃を与えました。
みなさんの中にも、この報道に接してどのように考えていったらいいのか立ちつくしていた人もいたかもしれません。
私もその一人でした。
9月の全校集会では、この事件について共に考えていこうといった呼びかけが教員の中からありました。この事件の根底には様々な考え方が複雑に絡み合っていると言われています。
その一つとして「 優生思想 」があげられています。「 価値がある人間・ない人間 」「 役に立つ人間・立たない人間 」「 優秀な人間・そうでない人間 」
といった偏った考え方で人間をとらえ、人間の生命に優劣をつける思想です。
また、この事件は「 ヘイトクライム 」( 憎悪犯罪 )の特質も持っていると言われています。
ヘイトクライムとは、人種・民族・宗教や障害などの特定の属性を持つ個人や集団に対する偏見や差別にもとづく
「 憎悪 」によって引き起こされる暴力等の犯罪行為を指す言葉です。
この事件の問題を「 常軌を逸した加害者の問題だ 」として、
軽々に判断し押し込めてしまってはいけないように私は感じています。全盲と全ろうの重複障害を持つ 福島 智( さとし )さん( 東京大学先端科学技術研究センター教授 )は次のように書いています。
「 こうした思想や行動の源泉がどこにあるのかは定かではないものの、
今の日本を覆う『 新自由主義的な人間観 』と無縁ではないだろう。労働力の担い手としての経済的価値や能力で人間を序列化する社会。
そこでは、重度の障害者の生存は軽視され、究極的には否定されてしまいかねない。
しかし、これは障害者に対してだけのことではないだろう。
生産性や労働能力に基づく人間の価値の序列化、人の存在意義を軽視・否定する論理・メカニズムは、徐々に拡大し、
最終的には大多数の人を覆い尽くすに違いない。 」「 役に立つ/立たない 」といった人間や生命を価値的に見ていく考え方は、
いずれは自分も含めた全ての人の生存を軽視・否定することにつながっていくのだと福島さんは述べています。人間の価値、生命の価値、生きる価値、そもそも人間や生命という言葉に「 価値 」という言葉をつなげるべきではない、
私はそう思っています。人間には、そして生命には「 尊厳 」があるのです。
尊厳とは「 どんなものによっても代えることができないもの・存在 」と言うことができるでしょう。
ここにいるみなさん一人ひとりもそうです。あなたは何ものにも代えられないのです。あなたの代わりはどこにもいないのです。
人間をそして生命をも、取り替えることが可能なものとして「 価値的 」に見てしまう現代社会において、
「 価値 」ではなく「 尊厳 」という言葉で自分をそして自分の人生を見つめていくことが大切だと私は思っています。
当然その視線は、自分以外の他者やその人生をも見つめることにもなるでしょう。
そしてそれは「 どのような社会を目指していくのか 」ということにもつながっていくと私は思っています。自由の森学園は、かけがえのない子どもたち若者たちをテストという一元的な価値で人間を序列化し評価するといった
価値的に人間をとらえる教育のあり方をやめ、一人ひとりの学びを大切にした学校をつくりだそうとして誕生しました。
自由の森に集うわたしたちは、人間をそして生命を価値的に見るのではない
「 ものの見方 」を、そして「 人間の尊厳 」を、学び続けていると言っていいでしょう。今、社会には、ヘイトクライム、ヘイトスピーチ、ヘイト文書など、ヘイト・憎悪という言葉があふれています。
この「 憎悪 」に対するものは「 学び 」だと私は思っています。
学ぶということは本来、さまざまなことをつなげていく・結びつけていくことだと思います。
学ぶことによって、自然とつながり、社会とつながり、芸術とつながり、他者とつながり、そして、自分とつながる、
そんな学びをみなさんにはこれからも続けていってほしいと願っています。最後に、ある詩をみなさんと共有したいと思います。
吉野弘さんの「 生命( いのち )は 」という詩です。
有名な詩なので、みなさんも出会ったことがあるかもしれません。
私は昨年の夏以来この詩が胸の中にあります。『 生命 ( いのち ) は 』 作:吉野 弘
生命 ( いのち )は
自分自身だけでは完結できないように
つくられているらしい
花も
めしべとおしべが揃っているだけでは
不充分で 虫や風が訪れて
めしべとおしべを仲立ちする生命 ( いのち )は
その中に欠如を抱き
それを他者から満たしてもらうのだ世界は多分 他者の総和
しかし 互いに
欠如を満たすなどとは
知りもせず 知らされもせず
ばらまかれている者同士
無関心でいられる間柄
ときにうとましく思うことさえも許されている間柄
そのように 世界がゆるやかに構成されているのはなぜ?花が咲いている
すぐ近くまで
虻 ( あぶ ) の姿をした他者が
光をまとって飛んできている
私も あるとき
誰かのための虻 ( あぶ ) だったろう
あなたも あるとき
私のための風だったかもしれない卒業おめでとう。みなさんの健闘を祈ります。
自由の森学園高等学校
校長 新井達也