森に眠る魚 調理場という戦場

あんまり登場人物が多いので、登場人物をメモしながら読んだけど、今の自分が読みたい本じゃなかった。角田光代じゃなかったら途中で、やめてたな。八日目の蝉を読むのもしばらくやめよう。

夜中に雨が降ったようだ。庭の一畳田んぼと猫の額畑が濡れている。日課の水やりを今朝はしなくていいな。

身一つでフランスに渡りいくつかのフランス料理店で修行し、ふたりで店も立ち上げ、帰国して自分の店を持った料理人の言葉。いかに無駄を省いて効率的に仕事するかばかりがもてはやされる現代でも読み継がれている熱い言葉の数々。調理人と、商売人、消費者とオーナーとしての視点が全部あった方が良い、というのは何もオーナーシェフにだけ必要な視点では無いだろう。石で売れない抽象彫刻を作っている人も読む価値のある本だったw

居間から今空。