ホーリーバジル(オオヤトゥルシー)の自家採種。
枯れた枝から殻をしごき取って
箱に入れたら手のひらでもんで殻を粉々にしてゆすったりうちわを使ったりして種だけを取り出すんだけど、
最初に殻を揉む時にこんなに枯れてるのに華やかな香りに包まれて
幸せな気持ちになる。
たわわに実った柿。昔、まだみんなが飢えていた頃や数十年前までは実がなるのをいまかいまかと待たれていただろうに、今はもがれる事なく落ちるのを待つだけの柿の木をたくさん見かける。僕が宮城に越してきた30年前は仕事場近くに大量の干し柿を作る屋根だけの大きな建物に数えきれないほどの柿がぶら下がっていたものだけど。
昨晩仕込んだダルカレー(豆のカレー)のランチ。ターメリックライスで。
レンズ豆ってコクがあって肉がなくても満足感が得られる。
個展の収益で購入できた AirPods Pro を装着して石彫りしてみた。
石を切削する時の粉塵がすごいので壊れないようにその上から耳当てをして。
アクティブ・ノイズ・キャンセリングをオンにした途端、コンプレッサーのモーターの回る音がほとんど聞こえなくなった。
グラインダーで石を削っても遠くで誰かが石を彫っているかの様。これはすごい、想像以上。なんならiPhoneのお気に入りの音楽やラジオを聞きながら石が彫れるよ。まあ、それはしないけど電話にも出られる。
今までは粉塵で壊れないようにプラスチックのケースにスマホを入れて制作の時、近くに置いていた。制作過程を記録するコンデジと共に。
★騒音の中で制作せざるを得ないモノツクリの方々!一度試してみる事を強くお勧め。いや、マジで!!4万円近くするから簡単には導入出来ないだろうけど、モノツクリは身体が資本だから★★
耳栓はしてるけど30年、グラインダーで石を削る音を耳の近くで聞き続けて僕の耳はそーとー駄目になってきてるけど30年前にこれがあったらまだ良く聞こえてたんじゃないかな。
後は夏に防寒イヤーマフラは暑くてできないだろうからそれに変わるもの探さなきゃ。
ただ、機械の異常音を聞いてすぐに問題に対処する事など出来なくなる事もあるから
場面毎にうまく使い分けていこう。
石彫の制作の過程で出たこの端材。美しくて捨てずに眺めてる。うっとり。これ作品に仕上げようと今、思った。
夕食。
水で戻したキクラゲとレタスと卵の炒め物。かくし味はいただいたたくあんを千切りにして混ぜた。
捨てたかぼちゃから勝手に育って実ったかぼちゃを豚そぼろと一緒に煮た。かくし味はクミン。
カミさんは切り昆布と長ネギの炒め物作ってくれた。