仕事場のこたつ

寒い寒い朝は

石のエッジにも

霜が降りるよ。

石は冬は凍るし

夏は触れないくらい

熱くなる。

本日の氷。

 

 

 

 

今日の仕事場。うっとり。

圧縮空気で回すエアーカッターは排出される時の気加熱で

凍って回らなくなってしまう。

その時は仕事場のプレハブ小屋に持ってきたこたつで温めてやる。

お湯を沸かすワンバーナーも寒い時はプレヒートしてやらないと着火しない。

石を接着する2液混合ボンドも冷えていると硬くて使えない。暖を取るため、というより制作のために必要なものを温めるために置いてある、こたつ。

朝にはガチガチに凍っていた作業用の水も午後には溶けて、

石の水磨き出来た。良かった。

こういう小さなパーツは作業するために固定するのが難しい。

今回は背面が平らなのでベニヤ板に強力な両面テープで貼り付けて作業。うまくいきました。

今度の個展には天草木目石を使った色鮮やかなものを揃えたんだけど伊達冠石を使った自然肌と磨きの黒のシックなバージョンを希望される方がいて追加で制作中。

なんとか間に合うかな?

石を板状にして割って、それぞれのパーツの岩肌を残したり削ったり、磨いたり、着色したりして再び元の状態に組んで板の額に収める「彩分割石」のシリーズ。

4つ制作中。

磨きの後は

金色の真鍮箔を貼ったり、

着色したり。組んで額に嵌め込む作業が残ってますがなんとか個展までに間に合いそう。完成作品は是非個展会場でご覧ください。